2020.01.15

脱力の美学 レペゼン相模大野であるために AKR その1

エブリデイサンデーのフラッグシップキャラクター くまのまーくん

クリエイターのAKR は相模大野にある雑貨と服飾の店エブリデイサンデーのオーナーでもあります。ナンスカではこれまで 3 回にわたりクリエイターショップであるエブリデイサンデーを取り上げてきましたが、今回は新店で奮闘するクリエイター AKR にフィーチャリングしました。

くまのまーくん 誕生について

AKRがエブリデイサンデーを開いて丸8年になります。クリエイターの一坪ショップから始まり相模大野コリドー街にあるレガロ店、相模大野銀座の路面店となる新店舗と、ある時は時代のダイナミックな流れに翻弄され、ある時は時流の波に乗り今に至りました。

“激狭”“極小”とAKR自ら揶揄する新店舗でのインタビューは、身のこなしに注意が必要です。冬のこの時期、着ぶくれした記者たちが振り返るたび、陳列棚の洋服の山を倒しかねない。極めて危険な狭さなのです。

確かに狭い新店舗。しかしなぜだか居心地は良い、不思議な空間だ。

新店はくまのまーくんグッズがメインの雑貨店。聞けばリピーターを飽きさせないために、新商品は1か月に2個のペースで企画しているのだとか。

この“まーくん”の誕生について聞いてみました。今から8年ほど前、なんと、Excelのオートシェイプでお絵かきを楽しんでいるうちにたまたまできたキャラクターだとか。
もちろん誕生当時はエブサンのフラッグシップキャラクターになるという深い考えもなかったようです。

初期の頃のまーくん。まー君と一緒にいるのはAKRと思しき人物。この頃はAKRもまーくんもとんがっている印象。
現在のまーくん。線描がこなれて、いい意味で世界受けするkawaiiを忖度するように。

まーくんの誕生はほぼエブリデイサンデーの開店と同じ頃です。この頃、エブリデイサンデーからはまーくん以外にもキャラクターたちが生まれています。

初期の頃のエブタくん。イラスト描画はまだ硬さが残るものの、AKRの世界観がにじみ出ている。

おにぎりちゃん(ONIGIRL)。エブリデイサンデーの店員だった友人をキャラ化したもの。

おにぎりちゃんはすでに絶版。LINEスタンプではかわいい彼女に会える。
2015年5月23日に結成された神奈川を中心に活動する3ピースバンドの4人組で、2015年5月24 日に活動休止する、という設定。

そのほかにも魅力的なキャラクターは多数存在します。
取材したこの日は新店舗を開店して1か月ほど経った頃。渋谷BASEでエブサンのポップアップ店を出店して以降、クリエイターとしての需要がさらに高まってきており、そうした仕事の締め切りの合間を縫っての取材となりました。

今はまだ気軽に会いに行けるクリエイターAKRも、そのうち事務所を通さないと取材に答えてもらえなくなってしまうかもしれませんね。

すべてはエブサンのため。あくまでもFREE(無料)にこだわる徹底ぶり

AKR自身は今もクリエイターとしての自覚はどちらかといえば希薄。彼の第一義はエブリデイサンデーのオーナーで、第二義にまーくんの作者であるということのようです。

人気のブログもTwitterもInstagramもすべては実店舗であるエブリデイサンデーのため。もともと店の宣伝をかねて始めたブログでしたが、彼の軽妙な語り口と笑いがこみ上げてくるその内容から徐々に盛り上がり、全国からブログファンが店を訪れるようになります。

そんな来店者をねぎらう(?)エブサンノートはレガロ店同様、新店でも引き継がれています。来店の折にはぜひ筆跡(爪痕?)を残して行ってほしいものです。

イラストにしても販売サイトにしても、できるだけコストを抑えるためにフリー(無料)にこだわって作られています。ウェブサイトはフリーで作成できるJIMDOで作成。これに店舗で販売する製品の宣伝を主たる目的としたブログを連載しています。ブログ開始当時は月曜日と木曜日以外は必ず発行(現在は不定期)し、すでに9年目に突入しました。

通信販売サイトはBASEを使い、自ら無料で構築。
さらにTwitterとInstagramを店舗の広告にフル活用しています。Twitterはフォロワーのリアクションが手に取るようにわかることから、ブログよりも現在はこちらでの広告活動を主としており、コンテンツ「#今日のまーくん」では、AKRのイラストの面白さと洒落っ気がいかんなく発揮されています。

「今日のまーくん」は1コマ漫画として秀逸。ブログに代わり、堅調に更新されている。

毎年好評の福袋、実はクリエイターにとっては頭の痛いものでもあります。
福袋専用の商品をいくつか準備しなくてはならないうえ、少量生産するため、大量ロットで動かせないというデメリットが。

でもそれだからこそ、年始の特別感が醸し出され、入手困難さを生むのですね。

エブサン年末年始の予定表。毎年人気の福袋はオンラインと実店舗で販売された。

事実、2020年の福袋は3種類用意されていたものの、通販サイトでは販売開始からわずか5分で完売しました。店舗での販売はそれから遅れること2日の1月4日11時。この時も驚きの景色が年始の相模大野銀座を彩りました……

続きは「クリエイター紹介 脱力の美学 レペゼン相模大野であるために―AKR ―その2」にてお伝えします!

店舗情報(2020年1月7日時点)

クリエイター:AKR

店舗名:EVERYDAY SUNDAY 相模大野銀座店

住所:神奈川県相模原市南区相模大野6-13-6 メゾン・ドゥ・レーヴ2号室

Open:11:00~20:00

定休日:第2、第4水曜日

ホームページ:https://edsunday.jimdo.com/

オンラインショップ: http://everydaysun.thebase.in/

ブログ:http://blog.livedoor.jp/nico__25/

Twitter:https://twitter.com/EVERYDAYSUNDAY_

Instagram:https://www.instagram.com/everydaysunday_akr/

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今井 美枝子

今井 美枝子

1965年生まれ。化学メーカーのテクニカルライターと車両板金塗装専門誌記者を経て、フリーランスライターへ。チームでインタビュー記事や企画など、コンテンツのプロデュースも行っています。

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