3月14日は『ホワイトデー』だけどこの日にお返しするって一体誰が決めたんすか?

ナンスカ編集部
ナンスカ編集部
2019.02.19

バレンタインデーにチョコレートを無事ゲットした男子の皆さん! おめでとう!! とはいいにくい時代になりましたよね。どちらかというと「もらっちゃったよ…」と困ってしまう人も増えたのではないのでしょうか? だって正直、お返し面倒でしょ? 「こいつお返し目当てだな」ってわかってるでしょ?
とあるアンケートによると、「2019年、義理チョコを渡す?」と聞いたところ56.6%の女性が「はい」と答えたんだとか。毎年2月には、革命的非モテ同盟さんたちによる「バレンタインデー粉砕デモ」が繰り広げられていますが、それでもまだ義理チョコを渡す女子が半数以上いるわけです。ということで、もらってしまったからにはお返ししないと、、、そんなジェントルマンな欧米習慣は、いつ誰が決めたんすか? その疑問、丸っとナンスカが引き受けましょう!
ということで、今回はホワイトデーについての調査報告です。

ホワイトデーは日本生まれだった!

ホワイトデーイメージ

このホワイトデーですが、当然欧米発祥の習慣だろうと思い調べてみたところ、日本発祥ということが判明! そのため海外の方に、「Today is White-Day!!」といっても「は?」と言われてしまう可能性が高いので、まずは日本独自のものだということを理解しておきましょう。

「でもバレンタインデーって海外発祥よね?」

と思ったそこのあなた、さすがです。元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日(wikiより)とされ、世界中でカップルたちが愛を確かめ合う日として始まっています。カトリック系の宗教においては、もともとは祝日だったとか諸説あるそうですが、海外では、恋人や親しい人にプレゼントを渡す文化は昔からあったようですね。

さらに19世紀後半にイギリスでちらほらとチョコを渡すような文化が発展しましたが、日本では1970年代後半「女性が好きな男性にチョコを渡す」という独自の文化として浸透し、今に至っています。最近のことなので、研究されたりはなかなかしていないようで、「ここが元祖!」というのが難しいようです。

いろんな「説」があるホワイトデーの起源

海外生まれの「バレンタインデー」と、日本生まれの「ホワイトデー」この2つの間にはどんなことがあったのでしょうか?
ホワイトデーについて調べてみると色々な説があることが浮上!ということで、調べられる範囲で、ホワイトデーの「説」をご紹介していきます。

飴を贈る日? 全国飴菓子工業協同組合の説

http://www.candy.or.jp/whiteday/index.html

こちらは、公式サイトも運営しており、「ホワイトデーにはキャンデーを贈る日」として声高らかに宣言されています。1980年にスタートということでわりと最近?

ホワイトデーじゃなくて、キャンデーの日にしちゃおうぜ! という声もあったそうですが、将来的なことも考えて「ホワイトデー・イコール・キャンデーの日」にしたそうですよ。

なんとなく、チョコで盛り上がっているなら次は飴じゃね? というビジネス臭がする(笑)。

バレンタインデーみたいに儲けたい! エイワが不二家と協力して仕掛けた説

「バレンタインデーすごい盛り上がっているじゃん!」

と目をつけた、ペコちゃんで有名な不二家さんと株式会社エイワさんがタッグを組んで、1973年から「メルシーバレンタイン」というキャンペーンを展開。そこでは、バレンタインデーにもらったお返しにマシュマロを、ということで始まったということが言われています。うーん、こちらもビジネスの香りが(笑)。

マシュマロでお返しを。元祖は俺たいっ! 福岡石村萬盛堂説

http://www.ishimura.co.jp/whiteday/

始まりは思いつき!

少女漫画の投稿ページに「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平」というのを見た当時の社長さんが、鶴乃子というマシュマロ菓子を加工して展開したそうです。7~8年は「マシュマロデー」ということでスタートしたのですが、マシュマロではなかなか広がらず、1987年からホワイトデーに変更したそうです。

特設サイトでは、証拠のポスターがたくさん掲載されているので、気になる方はチェックです!

緊急アンケート! ホワイトデーに欲しいものは?

ホワイトデーのお返し

お菓子ばかりに注目されていますが、実際に女性たちが欲しいものはなんなのでしょうか?

身近でアンケートを実施してみました。

・やっぱりスイーツがいい

・本命からはアクセサリーが欲しい

・美味しいご飯に連れて行ってもらいたい

・花束

・お財布

おいおい、みなさんいくらなんでもチョコでそんなお返しを求めては……(笑)。

中には「お返しとか求めてない」という方もいましたが、あげたいという気持ちでバレンタインデーを楽しんでいる女性も近年増えているようなので、男性は「何が欲しいですか?」と聞くだけ聞いてみるといいかもしれませんね。

返すか返さないかはあなた次第!

会社の同僚から「みなさんで」というチョコが置かれていて困ったという話も聞くので、女性へのお返しは悩みのタネですよね。
とくに会社勤めの方はそういう機会も多いのではないでしょうか?

最近では様々な「ハラスメント」が横領しているので、そのうちバレンタインハラスメントなんてことが出てくるかもしれませんね(笑)。

とは言え、お返しをどうするか最後に決めるのは自分の「気持ち」です。日頃の感謝の気持ちを伝えるためには良い日ではあると思いますので、日本独自のこのホワイトデーを「関係ねーぜ!」とお返しせずにやり過ごすか、お返しをしておくかはあなた次第です〜〜!!

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"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

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