2020.03.01

距離は遠いが意外に身近。「シリコンバレー」と日常の接点とは?

学校の授業や日常流れるニュースで「シリコンバレー」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。しかし「いったい何なの?」と聞かれると、戸惑う人がほとんどなのでは?
「シリコンバレー」は遠いアメリカのある地域ですが、意外にみなさんの日常と関わりが深いのです。そこで、本記事では遠い異国の地「シリコンバレー」に親しみを感じるきっかけをご紹介します。ニュースでよく聞く「シリコンバレー」の話が、ご近所さんの近況話に聞こえてくるかも!

ところでシリコンバレーっていったいどこ?

実は「シリコンバレー」は公的な地名ではなく、ある一定の地域一帯を指す通称です。

黒線の内側をシリコンバレーと定義することが多いようです。
アメリカのカリフォルニア州北部に位置するサンフランシスコ湾周辺地域を指していて、サンタクララ渓谷を取り囲むようになっています。サンノゼという都市がシリコンバレー内最大で、その他にもパロアルト、メンロパーク、クパチーノ、サンタクララ、マウンテンビュー、サニーベールという都市があるそうです。

サンフランシスコは厳密に言えばシリコンバレーには含まれないそう。しかし、現在はサンフランシスコにもスタートアップが増えてきており、最近ではシリコンバレーに含まれるという見方もあります。

シリコンバレーの起源とは?

シリコンバレーは、シリコンを材料とする半導体メーカーや関連するコンピューターメーカー・ソフトメーカーなどのIT企業が集まっていること、そして地形が渓谷であったことに由来しています。
起源になったのは、地域の中心に位置するスタンフォード大学出身の技術者がヒューレッドパッカードなどのエレクトロニクス企業を設立したこと。さらにインテルなど半導体メーカー誕生の素地を作ったショックレー半導体研究所の設立が「シリコンバレー」の基礎になっています。
このように企業や大学、研究機関が地理的に集約し、相互の連携・競争を通じて新たなイノベーションを創出する構造を「産業クラスター」というのです。
「シリコンバレー」という名称は、1971年に地方実業家のラルフ・バーストとジャーナリストのドン・ホエフラーが週刊トレンド紙『エレクトロニック・ニュース』でタイトルに「シリコンバレー」という言葉を使ったのがはじまりだそう。

今や生活に欠かすことのできない商品やサービスは、ここから生み出されている!

シリコンバレーやサンフランシスコを拠点とする企業は挙げ始めるとキリがないのです。ここではいくつか代表的な企業を挙げてみます。皆さんもよく知る企業が多いのではないでしょうか。

-シリコンバレー -
・TESLA
・NETFLIX
・Google
・Microsoft
・Adobe

-サンフランシスコ -
・Uber
・Airbnb
・Pinterest
・Evernote
・Dropbox

産業クラスターは「シリコンバレー」だけではない!「シリコンアレー」とは?

名称は「シリコンバレー」に似ている「シリコンアレー」って聞いたことありますか?
これはニューヨークのスタートアップが盛況なエリアを指す言葉です。
「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート」によると、ニューヨークには7,000以上のスタートアップが存在するようです。
例えば、最近何かと話題になったWeWorkはニューヨークから始まりました。そして、Buzzfeedやvimeoもニューヨークに本社を構えているのです。

日本にもあった!「シリコンバレー」のような街。

実は東京の渋谷にはインターネット関連のベンチャー企業がたくさん集まっているのです。渋谷の地名における「渋い(Bitter)」と「谷(Valley)」、また情報の単位をかけて「ビットバレー」と呼ばれています。
サイバーエージェント、DNA(ディーエヌ・エー)、GMOインターネット、ミクシィといった日本のIT大手企業が本社を置いているのです。また、東京の六本木もまたIT企業の集積地として有名ですよね。


「シリコンバレー」のように関連のある企業や大学、研究機関が集まって大きな経済圏をつくりだしている以外にも、みなさんの身近な商店街だってある意味「産業クラスター」ですよね。
近所の商店街ができたきっかけを調べてみたりすると意外な発見があって、日常がちょっと楽しくなるかもしれない!

27

ナンスカ編集部

ナンスカ編集部

"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

コメント 0件 コメントを書く

この記事にはまだコメントがありません。

ナンスカ

SNSアカウントでログイン