ひらめきの瞬間を逃さない。最高のアイデアを生むためのシンプルでミニマムなツール「HINGE」

ナンスカ編集部
ナンスカ編集部
2020.07.31
HINGE

生活している中で、思い浮かんだことをすぐにメモしなかったせいで思い出せなかったり、メモとペンを用意している間に忘れてしまったりすることはありませんか?せっかく面白いことを思いついても、記憶からなくなってしまったのではもったいない。

この記事では、ちょっとしたアイデアを書き留めたり、ブラッシュアップしたりできるプロダクトを紹介します。

「HINGE」とは?

HINGE

「HINGE」は、思い立ったらすぐその場でアイデアを描くことができるツールです。あなたが家にいるとき、オフィスにいるとき、外にいるとき、どんなときでも描きたいと思ったすべてのシチュエーションでその瞬間のひらめきを手元に留めておくことができます。

アイデアを逃がさないための究極のシンキングツール

HINGE

「HINGE」は、「最高のアイデアを生むための最もミニマルなツール」です。

良いアイデアは頭の中だけで考えて生まれるものではなく、声に出してみたり、絵に描いてみたり、なにかしらアウトプットして、練り上げられながら良くなっていきます。「HINGE」は、アイデアを頭の中から現実世界へ昇華していくための最適なツールです。

20枚程度の紙を挟んでおける、軽さ薄さと使いやすさを両立した用紙ホルダーと、抜け落ちないペンホルダーが一体になっています。無駄なパーツは一切ありません。ノートやペンを探して、バッグの中をごそごそと漁る必要なし。なにかを書き留めたいと思った瞬間にペンと紙を揃えることができるのです。

始まりはラムネから?考えるためのツールを考えて生まれた

HINGE

「HINGE」をデザインしたのは、デザインユニット「TENT」の治田さんと青木さん、そして同じくクリエイティブなプロダクトをつくりだすtwelvetoneの角田さん。3人は「idontknow.tokyo」というプロジェクトでも活動しています。
「idontknow.tokyo」は「僕たちは本当は、まだ何も知らない」をテーマに、知っていると思っていることも、知らないと思ってゼロから作り上げていくプロジェクトです。

TENTのお二人はアイデアをブレストする時によくラムネを食べているそう。そこで、「考えるためのお菓子」をデザインしたら面白いのでは?という発想から、ラムネの開発がスタート。しかし、食品の製造・販売に関する経験がないため、ものづくりの壁にぶちあたり、頓挫してしまいます。

実は「HINGE」誕生のきっかけは、その「頓挫」だったのです。ラムネ開発では、味、食感、形状などを、試作しながら考え抜いていたそう。まさに「HINGE」は、その「考えること」自体にフォーカスしたプロダクトなのです。こうして、思い立った瞬間に頭の中のイメージを遠慮なく自由に描くことができるツール「HINGE」が考案されました。

アイデアは生き生きとしているうちに伝えるのが一番 !

HINGE

真ん中が区切られているノートと違って、「HINGE」は1枚の白紙を自分の思い通りに使うことができます。ノート見開きに思いっきり書くのは罪悪感があっても、これなら遠慮なく自由に使えますね。

「HINGE」でアウトプットしていると、考えを整理するのが上手になるかも。アイデアは、話だけではなく、相手の目に見える「図」、「文字」や「絵」があるだけで、より伝わりやすくなります。実は、わざわざ時間をかけて、プレゼン用のパワーポイントを製作する必要なんてないのです。アイデアは発想したばかりの、生き生きとしているうちに伝えるのが一番。

「HINGE」は大人だけではなく、子供にとっても魅力的。絵を描くことが大好きな子どもにとって、「HINGE」は場所を選ばず、いつでもイメージを表現できますね!

何気ない日常にこそ、インスピレーションの源泉がいっぱい

せっかく思いついた面白いアイデアを失ってしまうのはもったいないですよね。人の記憶力が曖昧なものだからこそ、時代を問わずメモ帳のニーズは失われません。「HINGE」は、ただメモを取るだけのツールではなく、「考える」ために考えられたツールです。

「HINGE」を持ち歩いているだけで、なにげなく目にした風景からインスピレーションを得て、発想したアイデアをどんどん描き込みたくなってきそうですね。

商品情報

商品名 HINGE
販売元 TENT
商品販売ページ https://tent1000.stores.jp/items/58a2b2c041f8e80695019b02

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"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

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