外出時に「本」を持ち運ぶとき、鞄の中で擦れて破れてしまったり、汚れたりしないように「ブックカバー」を活用している人は多いですよね。読書愛好家にとって、「本」は相棒のような存在。愛着をもって大事に扱いたいものです。
そして「ブックカバー」は世の中に様々なバリエーションがあります。「本」を保護する機能を発揮するためではなく、好みのデザインを楽しめるアイテムでもあるのです。
まさに「本」纏う服のような存在である「ブックカバー」。
ブックカバー専門店があるほど、愛好家が多いアイテムでもあります。この記事では、そんな世の中に数多ある「ブックカバー」から、素材や機能にオンリーワンの発想が活かされたアイテムを厳選して紹介していきます。
畳の温もりを感じる、松葉畳店ZAKKAシリーズの「ブックカバー」
畳に寝転んだ時に感じる「イ草」の優しい香りを、読書をしながら楽しめます。畳ならではのさらっとした手触りが、なんとも気持ちよい。長く使っていくと、畳の経年変化で味のある色合いになっていくのです。アクセントになっている縁のデザインが、モダンな印象。畳ならではの丈夫さで、大事な本を守ってくれます。
畳のぬくもりを、新たなカタチで未来につなぐ。-松葉畳店「ZAKKA」
和紙の手触りと趣を「ブックカバー」に。和紙メーカー大直の「SIWAブックカバー」
しわの入った様相が印象的。昨今、日常で「和紙」を使う機会はめっきり減っていますよね。しかし多くの人は、「和紙」特有の風合いや質感に、どこか懐かしさを感じるのではないでしょうか。柔らかく本を込み、そっと手に馴染む「SIWAブックカバー」。「和紙」といっても、この「ブックカバー」はナオロンという特殊な製法でつくられた「和紙」を使っています。そのため、「和紙」の良さはそのままに、「耐久性」と「耐水性」に優れているのです。「SIWAブックカバー」はあなたに上質な読書時間をもたらしてくれることでしょう。
「平安から続く伝統和紙×現代の紙漉き技術」SIWAブックカバーで、美しく上質な読書体験を。
不思議感覚にあなたをいざなう。とってもアートな「バンピーテックスブックカバー」
まさか手に絵の具が付いてしまう心配はありませんので、ご安心を。しかし、本物の絵画の描き途中かと見まがうぐらいのリアルさですよね。この「ブックカバー」はパッケージの成型技術と印刷技術を活用してつくられた「ブックカバー」なのです。特徴は見た目だけではありません。デザインにピッタリと合った凹凸は、独特の弾力をもった素材で表現されています。アート作品を楽しむように、読書を創造的にしてくれる「ブックカバー」。デザインは全部で3種類あるので、あなたのお気に入りを探してみてください。
何度見てもドキッとする！見て触ってワクワクできる「バンピーテックスブックカバー」
世界の壁紙が「ブックカバー」に。ささやか非日常を届けるQuaint Designの「GRAFICA DECORA」
世界各国の「壁紙」をモチーフにつくられた「ブックカバー」です。日本に住んでいると、まさか「壁紙」で「ブックカバー」を作ろうなんて考えませんよね。文化が違うと「壁紙」にもこんなに豊富なバリエーションがうまれるのかとビックリしてしまいます。弾力性がある素材は「ブックカバー」にうってつけ。ラインナップが豊富なので、何種類かを気分に合わせて選んでも楽しそうですね。
海の向こうの一室を切り取るブックカバー -Quaint Design「GRAFICA DECORA」
その発想に感嘆！ LED照明付きブックカバー「Book cover LIGHT」
大胆で斬新な発想が具現化された「ブックカバー」です。なんと、LED照明付き。どちらかといえばアナログな「ブックカバー」に、ハイテク要素をミックスしたギャップのあるスタイル。センスを感じるアイテムです。一見、奇をてらっているようですが、ちょっと想像してみると実用的なシーンも多いのです。LED照明の使用はワンタッチで、とても直観的。まさに、デザインの考え方が存分に生かされている「ブックカバー」なのです。
これさえあればいつでもどこで読書ができる！LED照明付きブックカバー「Book cover LIGHT」
「紙」の本でしか味わえない読書体験がある。一緒に過ごす「ブックカバー」は、そんな体験の一部
機能やスタイルを超えて、オンリーワンの存在感を放つ「ブックカバー」を厳選して紹介しました。あなた好みの「ブックカバー」はあったでしょうか。
昨今は紙の本ではなく、電子書籍で読書を楽しむ人も増えていますよね。タブレットやスマートフォンで読める電子書籍は、持ち運びに便利ですし、重宝している人も多いのではないでしょうか。
しかし手触りや香り、ページをめくる時の所作など、「紙」の本でしか味わえない体験があることも事実。あらゆるモノがデジタル化していく現代では、そういったリアルな感覚はますます貴重になっていくと思うのです。
豊富にモノが溢れるこの時代。他との互いを見せようと、奇をてらって、過剰になりがち。だからこそ、使っていない時でも洗練された存在感をもち、かつ機能的で使いやすいアイテムって、なかなか出会えませんよね。
激流のごとくモノゴトが流れる今だからこそ、じっくりと丁寧に時間をかけて、自分にとっての一点モノを探してみてはいかがでしょう。
