河原の石? 越前和紙でできた小物入れharukami 「cobble(コブル)」

ナンスカ編集部
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2020.10.22
harukami 「cobble(コブル)」

お部屋の小物入れにはどのようなものを使っていますか?
全体的な雰囲気と合わせて、壁や家具と同じような色のものを使ってみたり、空箱になったお菓子缶を使ってみたりなど、人それぞれに工夫があります。

この記事では、お部屋のインテリアに心地よいギャップを生み出す収納グッズを紹介します。お部屋には異質な存在感だけれど、なぜかしっくりくる不思議なプロダクトです。

harukami 「cobble」とは?

harukami 「cobble(コブル)」

harukami 「cobble」は、福井県の有限会社 やなせ和紙が製作している、石のような見た目の小物入れです。

harukami 「cobble(コブル)」

「cobble(コブル)」とは、スウェーデン語で「石」を意味します。その名前の通り、harukami 「cobble」も、見た目はまるで河原でみかける石そのもの。

「cobble」が醸し出す質感や、石ならではの重厚感。そこにあるのは、川の流れで何十年何百年かけて削られ、柔らかな丸みを帯びた自然体の石。

サイズはS、M、L、Extra Lと4種類展開。大きい「cobble」の上に小さい「cobble」を積み重ねてみてください。まるで自然をそのまま持ち込んだように、安らかな情景がお部屋の一角に現れるでしょう。色はグレー、ライトグレー、ダークグレー、ブラウンの4種が類あります。

「cobble」の素材は一枚一枚丁寧に漉きあげられた越前和紙

harukami 「cobble(コブル)」

越前和紙は約1,500年の歴史があります。有限会社やなせ和紙が得意としている襖(ふすま)サイズの和紙は、国宝クラスの仏閣などに採用されることも。越前和紙は、職人によって継承されてきた、日本を代表する伝統工芸なのです。

「cobble」は、有限会社やなせ和紙の柳瀬晴夫氏と松山祥樹氏(デザイナー)によって製作されました。現代の生活様式の中で、松山祥樹氏と共同で生み出したこのプロダクトは、手漉き紙に新たな可能性をもたらしたのです。

「片付けるための箱」でなく「暮らしの空間を心地よくするための箱」。「cobble」にはそういった想いが込められています。

「cobble」があると部屋が遊び心溢れる空間に

harukami 「cobble(コブル)」

「硬い石を開いて、中に小物を入れる」って、なんだか変な気分。でも、そんな遊び心が「cobble」には込められているのです。

家に帰って、玄関のカギ置きスペースに石が置かれてあったら、誰でもビックしますよね。日常生活を過ごす空間の中に自然の「石」があるというギャップ。程よいアクセントになって、心を豊かにしてくれるでしょう。友人や家族が見たら、話題になること間違いなし。

「cobble」があると、日常の些細な「音」や「光」に癒される

「cobble」が屋に置かれていると、今まで何でもなかった「水道から水が流れ出る音」や「照明の光」が、小川のせせらぎや木漏れ日に感じるかも。

機能としては「小物入れ」ですが、何気なく触れてみたり、重ねたりすることで、日常の中にかすかな自然がみえてきます。きっと「cobble」は、あなたの心に安らぎをもたらしてくれるでしょう。

商品情報

商品名 cobble(コブル)
販売元 有限会社やなせ和紙
商品販売ページ http://harukami.net/cobble.html

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"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

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