「台式」なパッケージに注目!台湾発のレモンサワー「沙瓦三兄弟」とは

Seikyo
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2021.04.16
「台式」なパッケージに注目!台湾発のレモンサワー「沙瓦三兄弟」とは
レモンサワー三兄弟(画像提供:©️台虎精醸)

みなさん、こんにちは。半分台湾人のSeikyoです。

今回皆さんにご紹介するのは、台湾らしさ全開のパッケージで今注目されている、台湾発のレモンサワーについてです。
早速みていきましょう!

台湾産のレモンから作られた「台湾式レモンサワー」

2013年に台湾で誕生したクラフトビールブランド「台虎精釀(TAIHU BREWING)」がプロデュースした「台湾式レモンサワーシリーズ」。台湾南部の屏東で採れたレモンから作られた、果汁含有率12%の、すっきりした強めの酸味があるのが特徴です。

「沙瓦(サーワー)」とはサワーの中国語読みで、英語名のFORMOSAWAは台湾の別名「Formosa(フォルモサ=美しい島)」と「Sawa(サワー)」を掛け合わせた造語になっています。この商品は2020年に初めて発売されて以来、1ヶ月という短い時間で販売が終了するほどの人気を博し、今年に入ってから同シリーズの新商品と合わせて店頭に並ぶことが決まったのです。

台湾レモンサワーシリーズ(画像提供:©️台虎精醸)
台湾レモンサワーシリーズ(画像提供:©️台虎精醸)

3種類の異なるアルコール濃度を楽しめる

黄、緑、赤をメインカラーとしたデザイン(画像提供:©️台虎精醸)
黄、緑、赤をメインカラーとしたデザイン(画像提供:©️台虎精醸)

このレモンサワーシリーズは、5%・8%・12%と異なるアルコール濃度で「マイヤーレモンサワー」、「台式レモンサワー」、「金柑レモンサワー」の3種類の商品からなり、名付けて「サワー三兄弟」とも呼ばれています。

レモンの香りと炭酸の弾ける味わいから、台湾の屋台料理を思わずおつまみにして飲みたくなるような、爽やかなおいしさが味わえます。アルコール濃度が12%もある「金柑レモンサワー」は、台湾のコンビニで売られているアルコール飲料では最高の濃度を誇り、レモンの酸味と金柑の皮の程よい苦味も同時に楽しむことができます。

アルコール濃度8%の「台式レモンサワー」(画像提供:©️台虎精醸)
アルコール濃度8%の「台式レモンサワー」(画像提供:©️台虎精醸)
アルコール濃度5%の「マイヤーレモンサワー(MEYER LEMON FORMOSAWA)」(画像提供:©️台虎精醸)
アルコール濃度5%の「マイヤーレモンサワー(MEYER LEMON FORMOSAWA)」(画像提供:©️台虎精醸)
アルコール濃度12%の「金柑レモンサワー(KUMQUAT LEMON FORMOSAWA)」(画像提供:©️台虎精醸)
アルコール濃度12%の「金柑レモンサワー(KUMQUAT LEMON FORMOSAWA)」(画像提供:©️台虎精醸)

台湾の伝統的な市場を彷彿させるパッケージデザイン

ギフトセットには3種類のレモンサワー以外に、オリジナルのサワーグラスも内包されています。そのパッケージは、黄色をベースに赤や緑などを使った大胆な色使いで、台湾の伝統的な市場を彷彿させるような、トロピカルな雰囲気のデザインになっています。

台湾の伝統的な市場でよく見かける果物売り場
台湾の伝統的な市場でよく見かける果物売り場

色の組み合わせだけでなく、使用されている書体やイラストのトーン、それから外箱の形も市場で売られている果物セットのパッケージをモチーフとしています。イラストはレモンの木にそのまま缶がぶら下がっているという、とてもユニークでユーモアのある絵になっていて、レモンサワーを一口飲むとまるで採りたてのレモンを味わっているような、そんなフレッシュさを感じさせられます。

南国の眩しい太陽を思わせる色使い(画像提供:©️台虎精醸)
南国の眩しい太陽を思わせる色使い(画像提供:©️台虎精醸)
「台式(=台湾式)」を前面に押し出したデザイン(画像提供:©️台虎精醸)
「台式(=台湾式)」を前面に押し出したデザイン(画像提供:©️台虎精醸)

ご当地の農産品を使うだけでなく、パッケージのデザインにも「台湾らしさ」にこだわったこの台湾発のレモンサワーシリーズ。スッキリした味のレモンサワーを片手に、「台式」な気分を味わってみてはいかがでしょうか。

では、次回もお楽しみに!

商品情報

台虎精醸(Taihu Brewing)
Facebook  https://www.facebook.com/taihubrewing
Instagram https://www.instagram.com/taihubrewing/

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WRITER PROFILE

Seikyo

1996年台湾生まれ。半分台湾人。東京でグラフィック&Webデザイナーとして働きながら、台湾と日本の文化のギャップをデザイン的な視点で発信中。

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