届けたいのは“香りの世界”──色を混ぜてたったひとつの香りと出会う「香の具(kanogu)」

センノヂ
センノヂ
2021.01.02
香の具

何もない真っ白な紙の上を、自由に彩る絵の具。絵の具と聞いて、そういえば、最近絵なんて描いてないなぁとか、絵の具を最後に使ったのはいつだったかな…などと思った人も多いのでは?
絵を描く習慣がないと、なかなか触れる機会もないですよね。

絵の具を使う目的といえば、色を加えることで描いたものを生き生きと見せたり、色を通してのさまざまな表現をするためではないでしょうか。

今回ご紹介する「香の具(かのぐ)」は、ぱっと見は普通の水彩絵の具でありながら、実は植物の香りが付けられているというもの。辺りに広がる良い香りを楽しみながら色を塗れる、新しい感覚を味わえる絵の具なのです!

植物の香りがする絵の具?!なんだか興味が沸いてきませんか?
さっそくこの不思議な「香の具」の秘密、見ていきましょう!

色とともに香りもブレンド、豊かな香りの変化と新たな香りを生み出す体験に

香の具

「香の具」は、水性顔料に100%天然の精油を混ぜ合わせた新しい絵の具のブランド。全9色のラインナップにはそれぞれの色にちなんだ植物の香りが付けられ、見た目ばかりか、香りでも個性を放っています。

その植物の持つ色、実や花の色、そして香りまで感じられる「香の具」。それぞれの植物の香りを知り、違いや特徴を味わうワクワクを、使う人にもたらすでしょう。

絵の具で自分の欲しい色を作る時には、色を混ぜ合わせる必要がありますが、「香の具」ではこの工程により色を作るとともに、豊かな香りの変化も感じられるのが特徴。

こうして、誰でも水彩を楽しむうちに新たな香りを生み出せる「香の具」。自分だけの香りと出会う体験が、あなたにもきっと待っているでしょう!

香りにまつわるアイテムを手掛けてきたからこそできた、香りの魅力を学べるプロダクト

香の具

開発したのは、アロマやフレグランスの商品を手掛けるGRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)。「香の具」の繊細なエッセンシャルオイルの調合は、香りにまつわるアイテムを数多く生み出してきた当社ならではの技術。

これまで日本ではあまり馴染みがなかった「香りをブレンドする」という視点。そして、香りを生活に取り入れるきっかけとなる商品を作りたいという思い──これらをかたちにしたのが「香の具」です。

ひとつひとつの香りを知るのはもちろん、混ぜ合わせることで新たに生み出される奥深さ。「香の具」は、そんな香りの魅力を学べるプロダクトでもあるのです。

個性ある色と香りで、毎日の暮らしをより豊かに…「香の具」のラインナップ

これまでの日本において、視覚や聴覚に比べてなおざりにされてきた香りや嗅覚についての学び。しかし昨今では香りがもたらす効果や効能が明らかにされつつあり、とても期待を集めています。

「香の具」ではアロマテラピーで用いられる精油を使い、自分が好きだったり心地よく感じられる香り、または癒される香りなど──香りと向き合うことで、毎日の暮らしをより豊かにするための提案をしています。

そんな「香の具」の全9色のラインナップをご紹介します。

●ジュニパーベリー(あお)
ヒノキ科の植物の実から抽出された香り。
さわやかでウッディな香りはまるで森の空気のようで、心を落ち着けます。

●パチュリ(みどり)
オリエンタルで重みを感じる特徴的な香り。
他の精油とブレンドすることで深みを与える、不思議な魅力がある香りです。

●ゼラニウム(あか)
ピンク色の可憐な花を咲かせる植物で、アロマでも有名。
バラのような華やかさの中にグリーンを感じられる香りが特徴。

●ラベンダー(むらさき)
アロマではすっかりおなじみの、癒しを感じるやさしい香り。
さわやかなハーブ調の中にフローラルな甘さが感じられるのが特徴。

●ユーカリ(しろ)
スッキリとしたシャープさのある香り。
嗅いだ瞬間に鼻がスーッとするような爽快感が特徴。

●オレンジ(だいだい)
言わずと知れた、オレンジの香りです。
甘くフレッシュな香りは好感度も高く、幸せな気分にしてくれます。

●シダーウッド(ちゃいろ)
ヒノキ調のスパイシーさを感じるウッディな香り。
その香りはまるで森林浴をしているようだとも言われ、心を落ち着けます。

●イランイラン(きいろ)
南国を思わせる甘く濃厚な花の香り。
エキゾチックで高貴なイメージがあり、香水にもよく使われます。

●ブラックペッパー(くろ)
スパイスでおなじみの黒胡椒。
刺激的でスパイシーですが、さわやかさもある香りが特徴。

香の具

センスが光るプレゼントに…もちろん自分用にも「チューブタイプ」と「瓶タイプ」

「香の具」は、香りのもととなる植物のイラストが印象的なチューブタイプと、中身の色がわかる透明な瓶に入った、オシャレな瓶タイプの二種類。

チューブにするか瓶にするか。好きな色、好きな香り、好きな植物…どれもかわいくて、選ぶのを迷ってしまいそう!その人次第の選び方が叶いますね。

香の具

チューブタイプには、9色入りのセットも。見ているだけでもワクワクできるし、センスの良いプレゼントとして喜んでもらえそう。
もちろん自分へのプレゼントとしてもうってつけですよ!

香の具

絵心がなくても楽しめる香る絵手紙「香の具 専用ポストカード」

「香の具」のポストカードならば、どんな人でもカンタンに香る絵手紙が描けてしまいます。
あらかじめ下絵が描かれているので、誰でも塗り絵のように彩色するだけ。これでどんなに絵心がない「画伯」でも、素敵な作品に仕上げることができるのです。

絵の中のくだものやお花から、いい香りがしたらいいな…なんて、きっと夢見ていた人もいますよね?大切なあの人に、気持ちとともにそんな夢を届けてみませんか?

香の具

視覚、触覚、嗅覚…「香の具」が私たちにもたらす、何ものにも代えがたい体験

香の具

普段絵を描く習慣がなかったり、正直絵を描くのがあまり得意でない人でも「香の具」ならばいろいろな楽しみ方が用意されています。
自由に色を塗るだけでも広がる香りを思いっきり満喫でき、混ぜるだけでも香りの豊かな変化に夢中になれるのが大きいのでしょう。

絵を描くのもデジタルで便利にできてしまう今日この頃ですが、やはり自らの手によって描き、香りをや色を感じるのは、何ものにも代えがたい体験になります。

あなたも「香の具」を手に取って、香りの奥深い世界に触れてみませんか?

商品情報

ブランド名 香の具(かのぐ)
販売元   GRASSE TOKYO株式会社(グラーストウキョウ)
公式サイト https://kanogu.tokyo/
商品販売ページ https://grassetokyo.ocnk.net/product-list/36

センノヂ
WRITER PROFILE

センノヂ

昭和40年代のセンスに魅せられ古着やインテリアにハマるが、現在ではその頃に建てられたとおぼしきビルや住宅を愛でるのが何よりの癒し。いつか、自分でプロデュースした雑居ビルを建ててみたいです。

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