すべては猫様のためだけに!おしゃれだけど伊達じゃない、ガチの実用品。“まじめな首輪”専門店「ネコソダテ」

センノヂ
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2021.05.08
ネコソダテ

気まぐれ、自由気まま、縛られるのが嫌い…そんなイメージのある猫。ワンちゃんのように、がっつりと首輪を付けているイメージはあまりありません。そんな猫を思い、本気で快適な首輪を作る人たちがいます。その名も「ネコソダテ」。

「かわいい我が猫様にもおしゃれな首輪を…」と密かに夢見る飼い主さんもいるかと思いますが、そんな方にもピッタリの首輪です。さらに猫用の首輪には、実は見た目だけではない大きな役割があるともいわれます。そんな大切な役割をも担う「ネコソダテ」の首輪とは…?

あくまでも猫様のために首輪を作る「ネコソダテ」とは?

ネコソダテ
「ネコソダテ」では“首輪に鈴”は推奨していませんが、それでもどうしてもという方にはこちらはいかが?

「ネコソダテ」はあくまでも猫目線で、猫のためを思って本気の首輪を作る、日本で唯一の「まじめな首輪」専門店です。
「ネコソダテ」で作られる首輪は、フリルなど過剰な装飾は省いたシンプルなデザインと、肌にやさしい綿素材を採用しているのが特徴。

また、猫の首輪のイメージによくある、鈴。これも猫のことを考え、デザインからは省いてしまいました。猫の負担にならないよう、とことん付け心地にこだわっているのがよくわかります。

ネコソダテ

留め具には、セーフティバックルやマジックテープを使用。これらは猫の体重ほどの小さな力がかかると外れるもので、猫の安全にも充分な配慮がなされています。
見ていて楽しくなるような、カラフルなかわいらしさ。こんな見た目とは打って変わって、中身はとても堅実な、硬派な品揃えがポイントです。

猫様界隈で首輪の需要が高まらないワケ

ネコソダテ

そもそも、なぜ首輪を付けていない猫が多いのでしょうか。それはただ単純に、猫が身体に何かを付けるのをとても嫌がるから。とても敏感で五感が発達しているために、身体に何かが付いただけでも過剰に反応する子が多いのです。

また、高い所にのぼって遊んだり、狭い所をくぐり抜けたりといった遊びが大好きな猫にとっては首輪が危険になることも。首吊りなんてもってのほかですし、さるぐつわ状態やたすきがけになるなんて事態は絶対に避けたいですものね。

もし迷子になってもマイクロチップがあるから大丈夫だろうというのも、猫様界隈で首輪の需要が高まらない理由のひとつでもあります。

ネコソダテ

確かに、猫が身体に装飾的なものを付けられて動きがおかしくなったところや、首輪ではありませんが、ハーネスを付けられてフリーズしてしまった場面に遭遇したことがあります。これらは皆、猫ならではの反応だったのですね。

それなのに、どうして首輪を付けるの?

ネコソダテ

首輪を付けている猫…一般的にはあまり馴染みがないもののようです。ゆえに首輪はコスプレ的だったり、装飾的なものと考える人の方が多いのかと思います。「猫が嫌がっているけど」「かわいいから」「おしゃれのために」…どうしてもそんなイメージも持ってしまいがち。
しかし、猫の首輪にはおしゃれ目的だけではない、重要な役割があるのをご存じでしょうか?けっして猫に負担を強いるだけではない、大切な理由がそこにはあるのです。

迷子時の捜索の手掛かりになる

万一、猫が脱走したり迷子になって行方がわからなくなった時、首輪は猫を守る役割を果たします。大切に室内飼いをしていたとしてもふとした時に脱走したり、災害時にパニックになって飛び出してしまうなんてことだってあり得ます。

そのような時でも首輪があれば猫の特徴がより伝わりやすく、見つけてもらいやすくなります。猫の個体識別にも役立ちます。さらに迷子札もあれば飼い主さんにつながる手掛りになるので、付けておいた方が安心ですね。
首輪は、猫が無事に飼い主のもとに帰るためのものであり、絆といっても良いのでしょう。

ネコソダテ
「ネコソダテ」では首輪に付けられる迷子札の取り扱いも。オリジナル生地のバンダナタイプは、迷子札なしでもそのまま連絡先が掛けるデザインに。

飼い猫であることのアピールの役割も

マイクロチップが入っていたとしても、病院に連れて行ったりしなければ判別できません。正直パッと見では、まず飼い猫とはわからないでしょう。しかし、首輪を付けていればひと目で判別がつくので、飼い主の手元に戻る助けになります。

ネコソダテ

猫様にまつわる話では、こんなことがありました。昔、筆者宅に通って来ていた野良だと思っていた猫様がいたのですが、ある日首輪を付けてあらわれ、実は飼い猫だったと判明したのです。念のためお宅にも連絡をしておきましたが、家出の常習犯だったようです。

また、別の知らない猫様が迷い込んで来た時も首輪に連絡先があったので、無事お家に帰って行かれたこともありました。自由気ままな猫様ならではですが、やはり首輪の大事さが身に染みますよね。

豊富でおしゃれなラインナップもすべて猫様のため!

ネコソダテ

「ネコソダテ」での主力商品は、毛に埋もれないバンダナ型の首輪。猫の脱走時や迷子の時に遠くからでも視認性に優れるためです。そして、なんといっても目をひくのが個性的な色柄ですが、その数はなんと1000種類!

この豊富なラインナップにもちゃんと理由があります。おしゃれで個性的な首輪を選んであげられる魅力ももちろんありますが、猫の個体の判別のしやすさや、捜索の手掛りになるという大まじめな役割があると考えるからです。

ネコソダテ

「ネコソダテ」では、首輪を季節ごとに見直すことをおすすめしています。太ったりや痩せたりの体型の変化や、毛量の増減などにより猫様の首回りのサイズは変わります。また、汚れたままの首輪を使い続けることでの肌への負担の問題などもあり、常に付け心地にも気を配る必要があります。
油断は禁物、最悪「首輪ハゲ」を招くおそれもあるので要注意です!

ネコソダテ

洗い替えをいくつか用意して季節やイベントを取り入れたり、節目ごとに取り替えるのも良いですよね。豊富なラインナップには、猫様への配慮を促す意味もあるのです。飼い主さんとしても、選ぶ楽しみがありますよね。

いかに猫様が心地良く付けられるか…猫目線だからこそできた、猫様のための首輪

ネコソダテ

「ネコソダテ」のはじまりは、店主の満間(みつま)さんが保護猫シェルターから、猫の譲渡を受けた時にさかのぼります。譲渡の必須条件のひとつ「首輪と迷子札」を付けること。市販品でなんとかしのいでいたものの、なかなか納得できる商品に出会えなかったといいます。
そこで裁縫の内職をしていた妹さんに声をかけ、猫目線で試行錯誤をしながら首輪を作り上げていきました。こうして「ネコソダテ」が誕生したのです。

幼い頃から多くの猫様に囲まれて暮らしてきた店主姉妹だからこそできた、猫様の付け心地最優先のおしゃれな首輪。大切な絆を守るために、猫様にプレゼントしてみてはいかがでしょう?

商品情報

ブランド名   ネコソダテ
販売元     ソダテキカク
商品販売ページ https://neko.sodate.jp/

センノヂ
WRITER PROFILE

センノヂ

昭和40年代のセンスに魅せられ古着やインテリアにハマるが、現在ではその頃に建てられたとおぼしきビルや住宅を愛でるのが何よりの癒し。いつか、自分でプロデュースした雑居ビルを建ててみたいです。

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