現世とあの世をつなぐスマートな祈りの場、現代の暮らしに寄り添う「シンプルなおうち仏壇「kaunis」

センノヂ
センノヂ
2021.07.28
kaunis

何かを失うという体験は、とにかく辛く、耐え難いものです。それが身近な人であったり、大切な人であれば尚更のこと。いずれは誰の身にも起こるとわかってはいても、いざその時が来たら…気持ちを整理して受け入れられるまでになるのは、簡単ではないのかも知れません。

悲しい別れに折り合いを付けるには、祈りの場を設け、亡き人を偲ぶ時間をしっかりと持つ必要があります。「kaunis(カウニス)」は、悲しみを持つ人の心に寄り添うツール、そう、仏壇です。現代の暮らしや多様な価値観にも対応できる、新しいかたちの仏壇といえるでしょう。

わたしたちの暮らしにも馴染む、シンプルでおしゃれなデザイン。今回は大切な人を身近に感じながら、新しい供養のかたちを提案する「kaunis」をご紹介します。

いつでも故人への思いをつなぐツール「kaunis」とは

kaunis(カウニス)

核家族化や少子高齢化が進む現代の日本。宗教観や価値観の多様化も手伝って、供養に対する考え方も大きく変化しています。
亡くなった人への供養として、わたしたちにとって最も身近なアイテムである仏壇ですが、近年では住宅事情から置くスペースがない、インテリアに合わないなどの理由から置く家も少なくなったといわれます。

「kaunis」は、そのデザインやコンパクトな作りによって、現代の生活にもフィットするのが特徴。生前に気に入ったものを選んでおきたい、故人に合ったものを選びたい、墓じまいで自宅での供養に切り替えたい人など…さまざまな要望に応えられる仏壇です。

kaunis(カウニス)

供養というとどうしても儀礼的なものと考えがちですが、亡き人を思いながら手を合わせること、日々の出来事の報告や何気ない語りかけなども供養のひとつととらえられます。
リビングや寝室など日々の生活の場にあることで、いつでも故人との思いをつなぐツールとなるでしょう。

趣き深いテーマを落とし込んだ神聖な祈りの場

kaunis(カウニス)

「kaunis」の大きな特徴は、置く場所を選ばないところ。チェストの上や棚など身近な場所に置いて、仏壇、手元供養台としていつでも思い立った時にお参りできます。

使われているのは、年月を経るごとに味わい深くなるチェリーの無垢材。これにツヤを抑えた仕上げを施し、木の風合いを自然に活かしています。

kaunis(カウニス)

ナチュラルでありながら洗練されたデザインは、和洋問わず、どのようなスタイルのインテリアにも馴染むもの。これまでの近寄りがたい、あまり日常的ではなかった仏壇のイメージを払拭したたたずまいは、まるで北欧家具のようでもあります。

それぞれに趣き深いテーマが落とし込まれた3つのラインナップは、故人とじっくりと向き合うための、神聖な祈りの場となるでしょう。

半月(hangetsu)

kaunis(カウニス)

天板の印象深いモチーフは、満ち欠けをくりかえす月をイメージしたもの。移りゆく季節を感じながら故人に思いを馳せ、ともに過ごしてほしい…そんな願いが込められたデザインです。

kaunis(カウニス)

引き出しがついた構造で、ローソクや線香など、お参りに必要なものをしまえるように。いつでも思い立った時にお参りできるのが良いですね。
付属の木板を前部に置けば、故人の好きなものをお供えしたり、ゆかりの品やお花を飾れる台に。使う人の好みの供養が叶います。

kaunis(カウニス)

コンパクトで省スペース向き。ミニマルなデザインの中にも深い情緒が感じられ、しみじみと亡き人を偲ぶことができる仏壇です。

舞台(butai)

kaunis(カウニス)

デザインのイメージは日本人に馴染み深い能の舞台。親しみやすく小粋な雰囲気を演出してくれる、仏壇らしくない仏壇です。
洗練されたインテリア雑貨のようで、おしゃれなお部屋にもピッタリなデザイン。この「舞台」がお部屋に置いてあっても、まさか仏壇とは誰も想像がつきませんよね。

kaunis(カウニス)

その姿からは、突き抜けるような青空がのぞく、光がたっぷりと降り注ぐ天国の舞台が思い浮かびませんか?自由を愛する、大らかな故人に似合うデザイン。形式にとらわれない空間を作りだし、思いのままに亡き人と交流を楽しめる仏壇です。

kaunis(カウニス)

「半月」同様、お参りに必要なグッズが収納できる引き出し付きの構造。付属の舞台枠に収まるサイズの木板は、舞台上の高さを変えたり、仏壇の前に置いてお花やお供えを置いたりと、自由な使い方が可能。
底部がA4より少し大きいぐらいと、かわいらしいサイズの仏壇です。

地平線(chiheisen)

kaunis(カウニス)

水平方向に配置した無垢材を、空と陸とをつなぐ地平線になぞらえた、壮大なイメージのデザイン。
水平で「あの世」を、垂直で「現世」を表現。双方が交差する場所=仏壇ととらえ、故人と遺された人を結ぶ、心を通わせられる場所という意味が落とし込まれています。

kaunis(カウニス)

ナチュラルな無垢材の味わいと、土台の黒色の組み合わせがスタイリッシュでモダンな印象。身近なところに、いつでも故人と心を通わせられる大切な場所があること──「地平線」は、そんな安心感を得られる仏壇です。

kaunis(カウニス)

いつまでも変わることのない、亡き人への思いを紡ぐ仏壇

仏壇といえば、古い家だとか、田舎のおばあちゃんの家に置いてあるような重厚で大きなものが思い浮かびます。しかし、立派なものである必要はなく、今は自分のライフスタイルに合わせた、無理のない供養のかたちを選ぶことができます。

時代が変わるにつれ、さまざまな価値観が生まれたとしても、大切な人への思いが変わることはありません。それぞれのかたちで、亡き人への思いを紡いでいく新しい仏壇。
故人の心と触れ合う場として、これからも「kaunis」はわたしたちを見守り続けます。

商品情報

ブランド名 シンプルなおうち仏壇kaunis
販売元   株式会社クローネ
公式サイト https://butsudan-kaunis.com/
商品販売ページ https://butsudan-kaunis.stores.jp/?category_id=60a095e050a48a0b6e103055

センノヂ
WRITER PROFILE

センノヂ

昭和40年代のセンスに魅せられ古着やインテリアにハマるが、現在ではその頃に建てられたとおぼしきビルや住宅を愛でるのが何よりの癒し。いつか、自分でプロデュースした雑居ビルを建ててみたいです。

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