お酒を飲みながらアートを体験!? NYでも話題のプログラム-「Painty」

山口 真央
山口 真央
2021.02.19

私、実は絵を描くのが苦手なんです。学生時代に、よくテストの空き時間やノートに落書きをしていたので、描くのが嫌いなわけではないのですが、その落書きの量に腕は比例せず。楽しく絵を描いて、ついでに絵を教われて、なんならお世辞でもいいからほめてもらえたら……。そんな都合のいいこと、あるはずがない……。

と思っていたのですが、今回ご紹介する「Painty」ならそれが叶うんです! 今回は初心者でも、絵心がない人でも存分に楽しめるペイントパーティー「Painty」を紹介します。

ペイントパーティープログラム「Painty」
ペイントパーティープログラム「Painty」

レクチャーがあるから、初心者でも安心。お酒を飲みながら描く、新しいエンターテインメント。

ペイントパーティーとは、NYやLAなど世界中で大人気のエンターテインメントプログラム。レストランやカフェで、お酒を飲みながら絵を描くワークショップです。1回2時間程度で、自宅に飾れるような素敵なインテリアアートが完成します。

「ゴッホの星月夜」レクチャーのようす
「ゴッホの星月夜」レクチャーのようす

描いていくのは、ゴッホやモネといった有名作品。ぱっと見「ええ? レベルが高すぎない?」と思うような題材ですが、「Painty」ではパレットに取り出す絵の具の量や筆の選び方、水の含ませ方やタッチまで、講師の先生が細かに解説してくれるので安心。先生がひとりひとりの進行を見てくれるので、周りに置いていかれるといったこともありません。

参加者のbefore・after
参加者のbefore・after

レクチャーが細かいからこそ、自分の絵の上達も実感できます。こちらは同じ絵を自己流で書いたものと、「Painty」に参加して書いたものの比較。「Painty」での作品は、彩りが豊かになり、見ていると気分が華やかになりそうですね。

絵を描く時はお酒を片手に!
絵を描く時はお酒を片手に!

思い思いのドリンクを片手に参加できるので、会話が弾みやすいのも「Painty」のポイント。参加者同士で意見を交換したり、ほめあいながら絵を楽しめます。

完成品はもちろん持ち帰れます。
完成品はもちろん持ち帰れます。

同じテーマで、同じレクチャーを受けていても、絵にはその人の個性が現れるものです。参加者の中には初対面の人ももちろんいるはず。「飲み会」としてとらえるのではなく、絵を描くことをコミュニケーションツールとして利用する、新しいエンターテインメントがここにはありました。

オンラインでもできるから、さらに広がるコミュニケーション

近頃は大人数で集まるということもはばかられるようになってしまいましたが、「Painty」はオンラインでも開催されています。

画面越しのレクチャーは手元が見えやすく工夫されています。
画面越しのレクチャーは手元が見えやすく工夫されています。
オンラインでは遠くにいる人とも絵でコミュニケーションが図れます。
オンラインでは遠くにいる人とも絵でコミュニケーションが図れます。

オンラインだからといってレクチャーが劣ることはまったくありませんし、家にいながら絵を楽しめるというのも一つのメリットです。さらに、遠く離れた場所にお住まいの人とも交流ができるというのも、リアルイベントではできなかった面白さだと感じました。

チームの懇親会や在宅勤務上でのストレス解消・違った目線でのコミュニケーションを求めて、企業からの依頼も増えているのだとか。絵を利用して、いつもとは違う角度からのコミュニケーションを図れる「Painty」。私も、今度参加してみようっと。

サービス情報

サービス名  Painty
提供元   株式会社タリス
公式サイト https://painty.jp/

山口 真央
WRITER PROFILE

山口 真央

北関東出身・都内在住のライター/編集者。音楽と本と野球とお酒、深夜ラジオをこよなく愛する平成のゆとり世代です。

Twitter:@kmiycan

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