レジ袋有料化をはじめ、飲食店での紙ストロー提供など、いま世界的に“脱プラ”のための動きが活発ですよね。
マイボトル、マイ箸など、繰り返し使えるカトラリーを持ち歩く人も増えていますが、今回ご紹介するのは、シートを自分で巻いて使うストローです。
美味しく飲むという基本的な機能と環境への配慮、巻く楽しさを兼ね備えた、これまでにないコンセプトのシート型ストロー「STROLL」。
しかもこれ、小学生の自由研究から生まれたというのも驚きです。
なんだか何から何まで気になる「STROLL」、さっそく詳しくみていきましょう!
好きな太さに巻いて使うシート型ストロー「STROLL」
「STROLL」は、1枚のシートを円筒状に巻いて使用する、シート型のストローです。
シートを巻いたらベルトで固定するというシンプルな構造で、巻き具合によって、長さを変えることなく好みの太さに調節することが出来るのだとか。
一般的なストローの太さからタピオカも飲めるサイズまで、1枚のシートでまかなえるというのが驚きですよね。
また、ストローの太さによって同じ飲み物でも味わいは変わることがあるので、いつもの飲み物が1番おいしく感じる太さを探してみるのも楽しいかも!
しっかり洗えて衛生的
「STROLL」の魅力として欠かせないのが“お手入れのしやすさ”。
飲み終わったら、ストローを広げて洗って、再び利用することができます。
すでにステンレス製のストローなども販売されていますが、面倒くさがり屋の私は「お手入れがちょっと面倒そう…」と思っていたんですよね。
掃除用のブラシはあるけれど、ストローのためだけに物が増えるのも嫌だなという人には、いつものスポンジで内側までしっかり洗える「STROLL」がぴったり!
これなら、会社や出先でもささっと洗うことができますよね。
コンパクトで持ち運びにも便利
さらに「STROLL」が入っている台紙を組み立てると、簡易ケースが出来るという仕組みで、包装にまで無駄がありません。
表面防水加工もされているので、使った後も汚れを気にせず鞄に入れられて便利ですよね!
さらに、使わない時はぺたんこのシート状なので、円筒状の通常のストローに比べて1/4以下というコンパクトさで場所をとりません。
環境面でもコンパクト化によって物流コストが下がるため、CO2の排出量も少なく済むというメリットがあります。
きっかけは小学生の自由研究
シート型のストローというなんともユニークなアイデアは、小学3年生の女の子がお父さんと取り組んだ自由研究がきっかけでした。
ストローの歴史や様々な素材を研究するなかで、繰り返し洗って使えるシート状のストローを考案し、発表したところ好評だったため、お父さんがさらにブラッシュアップを重ね、1年以上の開発期間を経て商品化にいたりました。
さらに、既存のストローでは難しかった大胆な印刷が可能になったことで、今後はイベントのグッズや広告、ノベルティーとしても人気が出そうなアイテムとして期待されています。
食卓から環境のためにアクションを起こしていこう
「STROLL」の素材はプラスチック。
悪者にされがちなプラスチックですが、軽くて丈夫で扱いやすい素材は、確実に私たちの生活に恩恵をもたらしてくれていますよね。
だからこそ変えなければならないのは、“大切に使う”“きちんと分別して処理する”という私たちの意識。
「STROLL」はお手入れのしやすさ、ストローとしての機能性の高さ、コンパクト性など、プロダクトとしての魅力をふんだんに含んだうえで、環境負荷を減らすための要素も詰まったエコなアイテム。
繰り返し使うことで全体のプラスチック使用量を削減し、継続的に無理なく持続可能社会に向けて、自分の手のひらからアクションを起こすことができる「STROLL」。
暮らしと環境を豊かにするためのひとつの選択肢として、広がっていきそうなストローです。
商品情報
商品名 STROLL
販売元 光浦醸造工業株式会社
公式サイト https://mitsuura.jp/wp/stroll/