突然ですが、みなさんは風呂敷って持っていますか?
きっとほとんどの人が「いいえ」と答えるのではないでしょうか。
いまでは使うのはもちろん、見かけることも少なくなった風呂敷ですが、昔は風呂敷ひとつであらゆるモノを包んでいたほど便利な道具として重宝されていました。
色や柄も豊富で、自分の好みにぴったり合うものが見つけやすいのも風呂敷ならでは。
そこで今回は、風呂敷やハンカチをカバンのような感覚で使えるアイテム「風呂敷パッチン」をご紹介します。
頂いたけど使えずにいた大判ハンカチや、おばあちゃんが大切にしていた風呂敷、何を作るかわからず買ったままのお気に入りの布が、あっという間にバッグに変身しちゃいますよ!
風呂敷がバッグに!シンプルで使いやすい「風呂敷パッチン
「風呂敷パッチン」は、風呂敷やハンカチをバッグに変身させることのできるアイテムです。
風呂敷に限らず、ハンカチなどおよそ1m四方の布があれば簡単にバッグができます。
使い方は、4方の隅を「風呂敷パッチン」の穴にそれぞれ通して、角同士で結ぶだけ。
「風呂敷パッチン」には磁石が入っているので、ネーミング通りパッチンと閉じることができます。
サイズは、浴衣にもぴったりの小ぶりなミニパッチンと、荷物がたっぷり入るレギュラーの2種類。
コーディネートや目的に合わせて使い分けることもできます。
端材活用のつもりが、いまでは主力製品に!?
「風呂敷パッチン」を開発したのは、木製家具を中心に、暮らしの中で使う道具の製作を行うライスプロダクト。
木製品の製造過程でどうしても出てしまう端材を活用できるものが作れないかという思いがきっかけでした。
ところが、いざ完成すると「風呂敷パッチン」はみるみる注目を集め、いまではブランドを代表するプロダクトのひとつに。
岐阜県飛騨高山にある工房で加工した木材に、埼玉県内で塗装、磁石の取り付け、梱包を施したMade in Japan。
あまりの人気で生産に追われ、一時は海外生産も考えたものの、“目の届く範囲で、信頼できるメンバーと行うモノ作りが1番いい”との思いから、いまも国内で丁寧に作られ続けています。
風呂敷バッグの難点を見事にクリア!
白状すると、実は私、すでに違うタイプの風呂敷バッグを持っているんです。
見た目は気に入ったのですが、いざ使ってみるとふにゃふにゃしていて中身が出し入れしにくいのに落ちやすく、普段使いには向いてないなというのが正直な感想でした。
でも、「風呂敷パッチン」はそんな難点を見事にカバーしています。
私が持っていたのは、持ち手に風呂敷をつけるタイプですが、「風呂敷パッチン」は持ち手ではなく間口になるタイプ。
全体が柔らかい素材でも、開口部が木製なので出し入れしやすく、磁石でくっついてくれるので、中身がポロっと落ちる心配もありません。
また、間口部分が突っ張り棒のように木で固定されることで、バッグ内の空間をある程度保てるようになり、シルエットも崩れにくくなっています。
結び方や使い方を教えてくれるブログもチェック!
製品の他にも、モノづくりに対する愛を感じるのが、ライスプロダクトが運営するブログです。
ブログでは「風呂敷パッチン」のさまざまな結び方のパターンだけでなく、より使いやすくするためのアイデアが紹介されているんですよ!
例えば、風呂敷バッグの課題ともいえる型崩れについては、自家製の底板を作ったり、補強したりする方法を写真付きで詳しく紹介しています。
モノづくりの、その先。
使ってくれる人たちの楽しさ、心地良さまで考えてくれているのが伝わるブログもおすすめです。
ミニマルな暮らしにも!コンパクトで衛生的!
「風呂敷パッチン」があれば、合わせる風呂敷や布を変えるだけで、さまざまなバリエーションのバッグを楽しむことができちゃいます。
ファッションアイテムのなかでも、特に収納に頭を悩ませるバッグも、風呂敷なら、使わない時はコンパクトに畳んで置けるので場所も取りません。
さらに、なかなか自分では洗うのが難しいバッグも、「風呂敷パッチン」なら簡単に取り外して気軽に洗うことができるので、衛生的に使うことができるのも実用的で嬉しいですよね!
普段から風呂敷を愛用している方へのプレゼントにしても喜ばれそう!
「風呂敷パッチン」は、構造はシンプルなのに、アイデア次第で可能性がどんどん広がるプロダクトです。
商品情報
商品名 風呂敷パッチン
販売元 Rice product/ライスプロダクト
公式サイト http://www.riceproduct.net/index.html