雨が降ると、なんだかユウウツになりますよね。靴や服はぬれるし、髪はうねるし、いいことなんてひとつもない！ と叫びたくなります…。

今回は、そんな雨の日の必須アイテムであり、今年の夏には「日傘男子」が増えると話題になっている『傘』についてのお話です。傘の歴史やおもしろい傘、さらに進化系傘を知ることで、少しだけ雨や日差しが愛おしくなるかもしれませんよ！

『6月11日は傘の日』の由来や歴史

『傘の日』は、日本洋傘振興協議会により6月11日と定められました。

その由来は…、

暦の上で入梅にあたる6月11日を「傘の日」と定め、毎年ファッション性や機能性など傘の持つ多様な魅力の紹介にもつとめています。

引用:日本洋傘振興協議会

なるほど、ファッション性や機能性で傘の魅力を紹介というところが、商売的なにおいも少し感じますが、梅雨に入るタイミングが『傘の日』というのは納得ですね。

そもそも傘って、いつからあったのでしょうか？

世界では、なんと約4000年も前から傘は使われ、当時は雨用ではなく「日傘」が、貴族の夫人や高僧たちの権威象徴として利用されていたようです。

日本では、飛鳥時代に中国から「和傘」が、1804年には長崎に初めて「洋傘」が入って来たと言われています。明治に入ると、洋傘は一気に普及して、私たちの生活に欠かせないものとなりました。

豆知識ですが、傘は開いて使う形状から「末広がりで縁起が良い」とされているので、お祝いや記念品としてプレゼントに最適ですよ。女子同士の贈り物はもちろん、今年は「日傘男子」予備軍にファースト日傘を贈ると喜ばれるかもしれません。

もう無くさない！！気になる進化系傘

長い歴史を持つことがわかった「傘」は、ゆっくりながら確実に進化を遂げています。「ビニール傘」や「折りたたみ傘」も、今では当たり前になっていますが、よく考えると画期的な発明ですよね。なにせ誕生当初の傘は、閉じられないものだったようで、開きっぱなしなんてどんだけ不便だ！と驚愕しました。

ここでは、雨の日に1日3回ビニール傘を紛失した記録を持つ私でも、無くさないような進化系傘を探してみました。

東京2020オリンピックで活躍!? 『かぶるタイプの傘』

小池百合子都知事により暑さ対策で発表されて、ネットがざわついた「かぶるタイプの傘」ですが……。

「シュール過ぎる」「恥ずかしい」「木枯らし門次郎か!」というツッコミ意見の反面、「おもしろい」「かぶってみたい」「ぜひ欲しい」というチャレンジャーな声も出てきているようです。

たしかに、勇気を出してかぶってみると、両手は使えるし、しっかり日よけも出来るし、何よりかぶっていれば無くならないというメリットがすばらしい！もしかしたら数年後には、かぶる傘が当たり前の世の中になっているかもしれませんね。

これなら恥ずかしくない!? 『ニューブレラ』

かぶる傘と同じにおいがするのに、なんだかスタイリッシュなアメリカ生まれのリアル進化系傘『ニューブレラ』。値段はそこそこ高いので、雨の日のアウトドアや屋外でのビジネスなど、わりと本気の目的で使用するのがおすすめのようです。

大阪では当たり前!? 『さすべえ』

大阪のおばちゃん達がこよなく愛するアイテムといえば、自転車のハンドルに傘を固定できる『さすべえ』です。以前は、安全面から禁止とか禁止じゃないとかの論争もありましたが、現在は多くの地域で使用ＯＫのようです。ただし、各自治体でも異なる可能性があるので、注意してください。

『さすべえ』まとめ記事はコチラ
https://matome.naver.jp/odai/2143368856843109701

アイデアに脱帽！ 『傘置きプランター』

傘から滴る水滴を利用して、植物に水を与えるという一石二鳥なアイデア商品です。考えた人、天才ですか！

気になる方はこちらからチェック！
http://social-design-net.com/archives/29901/

遊び心は無限大！ 傘ってこんなにオモシロイ

傘って「雨や日差しをよけるもの」というイメージをくつがえす投稿を集めてみました。傘って、こんなにオシャレだったの!? 美しさに見とれます。

ワンちゃんにも傘なんて可愛いなぁ〜。

最近は、雨の日も夏の日差しよけにも、年間を通して意外と長い時間に傘を利用しているので、せっかくなら楽しむのもありですよね。

私も、じめじめの梅雨と暑い夏を乗り切れるような、テンションの上がる傘を探しに行きたいと思います！