7月30日は「プロレス記念日」って知ってた?

ナンスカ編集部
ナンスカ編集部
2019.07.30
プロレスの日

「元気ですかー!」

今でもこの掛け声で人気のアントニオ猪木さん。プロレスのことは知らなくても、アントニオ猪木さんのことを知らない人はそう多くはないはずです。

そんなプロレスですが、730が「プロレス記念日」だと知っていますか?

ガテン系の男性に人気のスポーツと思われがちなプロレスですが、プロレスはかつて国民的に人気の興行でした。

今回はそんな「プロレス記念日」の由来やプロレスにまつわるエピソード、現在のプロレスについてご紹介します。

7月30日が「プロレス記念日」なのはなぜ?

夏休みも10日ほど過ぎた、夏も真っ盛りな730

この日が「プロレス記念日」となったのは、次のようなことからでした。

プロレス記念日 730日。1953730日、プロレスラー、力道山が日本プロレスリング協会を結成したことにちなむ。

引用元:コトバンク『デジタル大辞泉プラス』より

今から70年弱もむかしのこの日、往年のプロレスラー力道山が日本プロレスリング協会を立ち上げます。

時は戦後の復興真っただ中。食うものにも困るなか、日本中で戦争に敗戦した陰鬱な空気と、今後どうなっていくのだろうという不安な空気が世間を支配している時代でした。

日本国民に力を与えた力道山

こちらは当時開催された力道山・木村政彦とシャープ兄弟のタッグ戦です。白黒の色合いが歴史を感じさせますね!

それもそのはずで、まだまだテレビが一般家庭にまで普及していない時代のお話なんです。

当時は生活していくだけでも大変で、戦後のショックからまだ多くの人が立ち直れていない状況でした。

そんななか、力道山は2メートル近い大巨漢のシャープ兄弟へと挑みます。小さな力道山が大柄の欧米人に空手チョップを叩きこんで倒していく。

街角の電気屋さんの街頭テレビには、プロレスの放送があるたびに多くの人が集まって、力道山の試合に熱狂していました。戦後のなんともいえない不安な空気のもとで生きていた人々に、大きな勇気と生きる活力を与えていたのですね。

力道山のもとに集うアントニオ猪木とジャイアント馬場

日本プロレス界の2大巨頭といえば、アントニオ猪木ジャイアント馬場ですが、この2人は同時期に力道山のもとに弟子入りしています。

力道山のころを第1次プロレスブームとすれば、アントニオ猪木とジャイアント馬場の2人は2次プロレスブームともいえるムーブメントをおこします。力道山への熱狂と同等、いやそれ以上に日本全国にプロレスという名を知らしめたのがこの2人でした。

今では国会議員にまでなり、プロレス界の筆頭と目されているアントニオ猪木ですが、入門したころはあのプロ野球の巨人から入団したこともあり、ジャイアント馬場のほうがエリートと目されていました。

力道山にスパルタで鍛え上げられたアントニオ猪木は、アブドラ・ザ・ブッチャーやモハメド・アリなどレスラーだけでなくボクサーとの対戦など注目を集める興行を多数おこない、のちに新日本プロレスをひらいて現在のプロレスの土台を作り上げました。

一方、ジャイアント馬場も全日本プロレスを設立し、アントニオ猪木の新日本プロレスと競うようにプロレス界を盛り上げます。戦後日本が高度成長で復興していくのに歩を合わせ、プロレスを全国に普及していきました。

現在では国内で100近くあるといわれるプロレス団体

力道山が種をまき、アントニオ猪木とジャイアント馬場が大きく育てたプロレスというっ大樹は、現在では国内だけで100団体もあるといわれるほど裾野の広いスポーツとなりました。

人気のプロレス団体だけでも、以下のような団体があります。

・新日本プロレス
・DRAGON GATE
・全日本プロレス
・プロレスリング・ノア
・みちのくプロレス

アントニオ猪木とジャイアント馬場が設立した新日本プロレスと全日本プロレス、そこから育ったレスラーや地方で活動するレスラーが立ち上げたプロレス団体までそのさまは百花繚乱という様相です。

新日本プロレスでは「レインメーカー」と呼ばれるオカダカズチカをはじめ現在でも業界の最先端を引っ張り、男性だけでなくパワフルな男性へと魅力を感じる女性ファンまで獲得しています。

かつて国民の娯楽であったプロレスは、現在でも多くの人々に愛されるスポーツとして、広く支持されています。

ナンスカ編集部
WRITER PROFILE

ナンスカ編集部

"日常の「何それ?」を楽しむメディア"ナンスカの編集部です。

FOLLOW US

RELATED ARTICL

関連記事

HOT WORDS

CATEGORY

カテゴリ

何気ない毎日に創造性のエッセンスをもたらす日常の「なにそれ?」を集めました。
ちょっとしたアクションで少しだけ視野を広げてみると、新たな発見って実は身近にあるのかも。