今回は、不思議な機能を持つ葉っぱをご紹介します。葉っぱといっても本物ではありません。実際は葉っぱの姿をした紙なのですが…まるで生きているかのように色が変化していきます。
その名も「リーフ」。色で温度をお知らせする”葉っぱの温度計”です。
温度によって色が変化する「リーフ 」
「リーフ」 は、温度によって色が変化します。
20~25度程度の過ごしやすい”適温”の時は、緑色。春夏に青々と茂る葉っぱのような爽やかなグリーンです。
寒くなってくると、黒に近い焦げ茶色へと徐々に変化。冬に向け枯葉へと変化していく姿を思わせます。
逆に、暑くなってくると、黄色へ変化。体温にも反応するので、触れた部分だけ黄色に変化します。まるで「魔法の葉っぱみたい!」と子どもの興味をそそりそうですよね。
色が変化する秘密は、サーモインクを使用しているため。サーモインクとは、温度によって色が変わる特殊な塗料のこと。
サーモンインクによって、四季を彩る木の葉のように色が変化しているのです。温度を数値ではなく、視覚的・感覚的に感じることができます。
「リーフ」の楽しみ方
「リーフ」の裏には、再剥離シールが付いています。キレイにはがせて、貼った場所に跡を残しません。なので、あらゆる場所に安心して貼れます。
例えば、家のドアや壁。同じ家の中でも、方角、窓の大きさ、広さによって、温度は異なります。部屋それぞれの色の違いを観察してみるのも楽しいかもしれませんね。
自動車の車内に貼るのも面白いです。夏・冬は、乗りたての極暑・極寒から適温へと短時間で変化していきます。温度の変化が激しいので、色の変化がより楽しめます。
また、「癒し」として会社のデスクやパソコンに貼ってみるのも良さそうですよね。
さらに、貼るだけではなく本や手帳のしおりとして持ち歩くのもおすすめです。屋外、電車の中、カフェ内などさまざまなシーンで温度を感じられます。
「リーフ」が過剰なエネルギー消費を教えてくれる
「リーフ」を考案したのは、デザイナーの熊谷英之さん。1979年 大阪生まれ。設計事務所勤務を経て、現在はデザイン会社「T3デザイン」で活躍中。「グッドデザイン賞」をはじめ、数々の受賞経験があります。
熊谷さんが「リーフ」に込めたのは、過剰なエネルギー消費に対する想いです。
冬には温め過ぎ、夏には冷やし過ぎの室内。実はそこまで空調を使わなくてもよいのかもしれません。温度計のように数値で温度を測るのではなく、もっと感覚的に、季節の移ろいのように自然に温度を感じることができれば、普段使いすぎているエネルギーに気付くことができるんじゃないかなと考えました。
葉っぱが茶色に変化してしまうほど冷房を利かせていませんか?葉っぱが黄色になってしてしまうほど、暖房を使いすぎていませんか?エアコンや暖房の設定温度は本当に適温なのでしょうか?
「リーフ」が、ズレてしまった適温に気付かせてくれるかもしれません。
「リーフ」で温度を感じよう
「リーフ」は、「適温」「寒い」「暑い」を映し出す不思議な葉っぱ。温度計のように具体的な数値はわかりませんが、パッと見で感覚的に温度がわかります。肌の感覚と葉の色を照らし合わせて、温度を感じてみてはいかがでしょうか。
商品情報
商品名 +d リーフ
販売元 アッシュコンセプト株式会社
商品販売ページ https://koncent.jp/?pid=45087462