私が小学生だったころ、学校の授業はシャープペンシルではなく必ず鉛筆を使うという決まりがありました。そのため、定期的に鉛筆を削る必要があったのですが、電動の鉛筆削り器よりも手動で鉛筆が削られていく様を見るのが楽しかったのを覚えています。
今回ご紹介する「花色鉛筆」は、まるで本物の花びらのような削りかすが出てくるおとぎ話のような色鉛筆です。
可愛らしい見た目でありながら、古紙を再利用した環境にも優しいプロダクトとしての魅力にも迫っていきます。
日本の花をモチーフにした色鉛筆
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/c87222a76f45a7142478ce3ba873d768.jpg)
「花色鉛筆」は、日本を代表する桜、紅梅、蒲公英(たんぽぽ)、常磐(ときわ)、桔梗(ききょう)とその色をモチーフにしている鉛筆です。
それぞれモチーフとなった草花に合わせた形になっているので、眺めているだけで癒やされそうじゃないですか?
色鉛筆としてだけでなく、日本に咲いている植物や、花、木に関心を持つ良いきっかけにもなりそうですよね。
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/41bd4c6e902bc8b904189c6da206e074.jpg)
さらに、削ると削りかすが花びらのようになって出てくるんです!
それだけで、色鉛筆を削るだけの退屈な時間が、楽しくワクワクする時間へと変わりますよね。
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/933c7101f09900d4d5e73f5e41c9cd8d.jpg)
また、パッケージはおみくじ箱から着想を得ています。
日本の花をモチーフにした色鉛筆を、日本伝統のおみくじ箱に入れる粋なアイデアは国内外から評価され、数々の賞を受賞しているほど。
海外の方へのプレゼントやちょっとした贈り物にもおすすめです。
草花を再現した繊細な形状の秘密は、新素材「MAPKA(マプカ)」
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/014e14686185510486a7c0e08de9cff2.png)
通常、木材では「花色鉛筆」のような細かな形状を作り出すのは難しいのだそう。
そこで採用されたのが、普通紙を主原料として環境に配慮した新素材「MAPKA(マプカ)」です。
ほんわかと淡い色合いやマットな手触りは紙由来ならでは。花びらの凸凹と合わさることで、滑りにくくなるというのもポイントです。
開発期間はなんと2年にも及んだのだとか。高度な技術や長い開発期間を経て生み出された色鉛筆は、できるだけ丁寧に大切に使いたくなりますね。
削りかすを使ってもっとアートを楽しむ
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/982a5f4422fa03968d33bd1bc9075614.jpg)
書いても削っても楽しめる「花色鉛筆」。
螺旋階段のようにくるくる回りながら落ちていく美しい花びらを、ちょっとした工夫で新しいものに生まれ変わらせてみませんか?
ペタルアートとして楽しむ
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/6202f89eac872c8c1fd2ca3d8909ce51.jpg)
「ペタル」とは英語で花びらのこと。
花びらを自由に切ったり、貼ったりすることで、写真のようなペタルアートが楽しめますよ。親子でチャレンジしても面白そうですよね。
メッセージカードにして誰かに贈るのも、アート作品として自宅に飾るのもおすすめです。
アロマオイルを垂らして目と鼻で楽しむ
![花色鉛筆](https://www.nansuka.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/2aab16462755d18990564241ddce0258.jpg)
削りかすにお気に入りのアロマオイルを垂らして楽しむ方法も。
アロマオイルの香りがふわっとしてくる度に美しい花びらが視界に入れば、さらに癒されそうです。
商品情報
商品名 花色鉛筆 | 削りかすから花びらが生まれる色鉛筆
販売元 TRINUS株式会社(デザイナ:OTOMO DESIGN STUDIO 大友敏弘)
商品販売ページ https://sikito.com/products/hanairo-pencil