デジタルとひょうたんとの出会い あくまでもさりげなく、生活に溶け込む音が魅力に「ひょうたんスピーカー」

センノヂ
センノヂ
2020.07.21

民芸品や土産物の定番でもあり、古くから親しまれてきた「ひょうたん」という存在。特徴的な形がなんとも愛らしく、見る人を和ませてきました。

ひょうたんの代名詞とも言える、実の中身をくり抜いて作られた酒用の容器。このおかげでのんべえのイメージがあるのも否めません。
形のユーモラスさも相まって、三枚目の憎めないキャラクターも感じます。

見るだけでハッピーな気持ちになると言っても良い、ひょうたん。このひょうたんがなんと、スピーカーになりました。
しかも先端を行くデジタルなアイテム、iPodとつなげて使うというではありませんか。

デジタルデバイスと牧歌的なひょうたん。いろいろとイメージが追いつかなくなりそうですが、とっても魅力あふれる商品であることは間違いありません。
今回は「ひょうたんスピーカー」についてご紹介します。

多くの音があふれかえる、私たちの日常

ひょうたんスピーカー
今すぐ自然の中に駆け込めない人のために、ひょうたんがひと肌脱ぐ恰好

世の中には本当に多くの音があふれています。
車や電車が走る音、店の宣伝のアナウンス、街中の雑踏や人の話し声、流行りの音楽などなど…好むと好まざるとに関わらず、私たちはそれらをすべて耳に入れることになります。

日常生活で、必要以上に疲れを感じてげんなりしている人はいませんか?
その疲れの原因、音によるものかも知れません。
自宅に限った話であれば、ある程度自分好みに整えることも可能ですが、職場など有無を言わさず音が流れ込んでくる環境にあっては、脳が疲れるのも無理はありません。

そんなお疲れ気味のあなたにこそ、「ひょうたんスピーカー」をおすすめしたいのです。
せめて家にいるとき、寝る前のひとときぐらいはゆったりとした時間を取って、ひょうたんスピーカーのやさしい音に身をゆだねてみませんか?

一人でひっそりと楽しみたい、見た目も音もナチュラルな逸品

ひょうたんスピーカー
どちらかといえば民族楽器のような佇まい

「ひょうたんスピーカー」は、直径6cmのフルレンジスピーカーを百成りひょうたんに組み込んだという、なんともナチュラルなスピーカーです。
「ひょうたんスピーカー」から流れる音は、見かけ通りとてもナチュラルで素朴。音量も控え目で、おやすみ前など一人でひっそりと音楽を楽しむのにぴったりなのです。

「ひょうたんスピーカー」は、こじんまりとしたかわいらしいサイズなので、置く場所も選びません。アンプが内蔵されていないので、電源も不要。ちょっと隣の部屋に移動、なんてことも気軽にできるのが魅力です。

ベッドサイドやテーブルなど手近な場所に置いたり、窓辺やお気に入りの棚に並べても。
壁や天井から吊り下げる使い方は、気分が盛り上がりますね。ひょうたんが成っている所を思い起こさせ、抜群のナチュラル感を味わえそうです。

「ひょうたんスピーカー」の三通りの使い方

「ひょうたんスピーカー」は、iPod用のスピーカーです。組み込まれているのは、iPod用に開発されたスピーカーユニット。
iPodの他にもiPhone、iPad、PC、タブレットなど、イヤホンジャック(ステレオミニプラグ)がついているデバイスならば、つなぐだけでいつでもナチュラルな音色を楽しめるのが特徴です。
「ひょうたんスピーカー」を使うための、接続の仕方についてご紹介します。

2つのスピーカーでステレオに

分岐アダプターを使って、デバイスと2つのスピーカーを接続する方法。大きな音は出ませんが、やさしく味わい深い音をステレオで楽しめます。

ひょうたんスピーカー
2つのスピーカーをつないでステレオで楽しむ方法

単独の「ひょうたんスピーカー」でモノラルに

ひょうたんスピーカー1つとデバイスを直接つないで、モノラルスピーカーとして。より空間に溶け込んだ音を感じられる方法です。

ひょうたんスピーカー
ステレオの音源を1つのスピーカーで

別売りのアンプにつなげて

店舗など広い空間で音楽を楽しみたいときに。アンプにつなげることで、ステレオやラジカセぐらいの音量での再生が可能に。ひょうたんスピーカーのサウンドを力強いものにします。

ひょうたんスピーカー
シンプルな作りのアンプ。音量調整はデバイス側で行います。

けっして主張しない、空間から自然に湧き出したようなナチュラルな音

ひょうたんスピーカー
表情豊かなひょうたんスピーカーたち。どの個体、どのペアが来るかは届いてからのお楽しみ。

「ひょうたんスピーカー」から広がる音質は、空間から自然に湧き出したような、とてもナチュラルなもの。主張せず、その場の環境に溶け込むように馴染みます。

どんなに良い音でも、聴いていると疲れてしまうことってあると思うのです。
そんな、神経の昂ぶりを感じるような時にも、じんわりと身に染みてくるマイルドな「ひょうたんスピーカー」の音色。あたたかみのある、作り込まない素朴な音が特徴です。

ひょうたんスピーカーは、

・部屋の空気の一部として響く音楽

・音圧や音量を求めなくてもその魅力を堪能できる音楽

・”隣の部屋のラジオから聴こえてきてはっとする”ような体験をもたらしてくれる音楽

・涼やかな音楽

・小音量の中にずしりとくる音楽的滋味を感じることのできる音楽

などを聴くのに向いています。

バード電子オンラインショップより引用

「ひょうたんスピーカー」は、ハワイアン、インド、アフリカ、中南米などの民族音楽、特に打楽器が主体となる音楽でその魅力を発揮します。そのほかにもボサノヴァ、環境音楽などがひょうたんスピーカーの音質との相性が良いとのこと。

アコースティックで素朴、音響に頼らずとも、その曲自体だけでも充分に味わい深い音楽が「ひょうたんスピーカー」で再生するのに向いているということになりますね。

ジャンルに囚われずいろいろと聴いていくうちに、これ!という音楽が出てくるのかも知れません。「ひょうたんスピーカー」のやさしい音を存分に活かす、自分だけの1曲を探し出す過程も、楽しんでみてはいかがでしょうか。

「ひょうたんスピーカー」を身近に置いておだやかな気分に

ひょうたんスピーカー
こうして自然の中にあっても違和感はまったくナシ。屋外でのイベントや庭仕事のお供にも。

なんともかわいらしく、ユーモラスな雰囲気が漂う「ひょうたんスピーカー」。
「ひょうたん」という言葉を口にしただけでも、なんだか平和な気持ちになってきませんか?牧歌的な植物の実から音楽が聞こえてくるなんて、よく考えるととてもファンタジックです。

喧噪から逃れて、自然の中に身をゆだねられれば良いのですが、なかなかそうはいかないのが実情。
「ひょうたんスピーカー」のやさしい音に癒されたりしながら、せめて、おだやかな気持ちでありたいものです。

商品情報

商品名 ひょうたんスピーカー
販売元 株式会社バード電子
商品販売ページ https://shop.bird-electron.co.jp/?pid=120688942

センノヂ
WRITER PROFILE

センノヂ

昭和40年代のセンスに魅せられ古着やインテリアにハマるが、現在ではその頃に建てられたとおぼしきビルや住宅を愛でるのが何よりの癒し。いつか、自分でプロデュースした雑居ビルを建ててみたいです。

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