2019.08.30

毎月30日は『蕎麦の日』ですが、この日の由来と粋な食べ方ってどんな風?

蕎麦の日

和食を代表する蕎麦は、日本人のみならず海外の人からも愛されるソウルフードです。私もざる蕎麦が大好きでよく食べています。

日常食として浸透している蕎麦ですが、毎月30日が「蕎麦の日」だと知っていましたか?

今回は「蕎麦の日」の由来や旬、美味しい食べ方などを紹介したいと思います。

どうしてこの日になったの?

大晦日に年越し蕎麦を食べますが、毎月の末日(みそか)も蕎麦を食べる日として知られています。毎月30日に蕎麦を食べる理由は、江戸の商人が毎月末日に、縁起物として蕎麦を食べていたのが由来です。

細くて長い蕎麦は、家の財産が長続きすると言われ、昔から縁起物として親しまれてきました。私も蕎麦が大好きなので、毎月30日は蕎麦を食べることを徹底しようと思います。

蕎麦はいつから食べられていた?

蕎麦どうしてこの日

蕎麦の歴史は古く、9000年以上も前から栽培されていました。高知県の遺跡から蕎麦の実の花粉が発見され、古くから親しまれていたことが判明したのです。

しかし食べ物として文献に記されるようになったのは奈良時代前期から。797年の史書「続日本記」では、日照り続きで稲の収穫が難しいため、小麦や蕎麦の栽培し凶作に備えると書かれています。蕎麦は暑さや寒さにも強く、荒れた土地でも栽培できることから重宝されていたのです。

当時は小麦粉の代用品として利用され、練って作る「蕎麦がき」や蕎麦粉と水を混ぜ合わせて焼いた「蕎麦焼き」が主流でした。

現在の蕎麦の形になったのは江戸時代。「蕎麦切り」と呼ばれ、庶民に愛されていました。私たちは日常的に「蕎麦」と呼んでいますが、これは「蕎麦切り」を省略した言葉です。

また江戸時代の蕎麦は茹でるのではなく、「蒸す」調理方法が主流でした。当時の蕎麦はつなぎを使用しておらず、切れやすかったため、蒸す調理法が考案されたようです。

つけだれは出汁ベースではなく、味噌と水を煮詰めて袋に詰め、垂れてきたものをつけ汁にしていました。通称「たれみそ」ともいい、追加で大根おろしや山椒を加えて楽しんでいたみたいですよ。

その後は地域によって様々な蕎麦が考案され「にしん蕎麦」や「しっぽく蕎麦」などが生まれました。現在でも日本各地に蕎麦屋さんがあり、その土地ならではの蕎麦が提供されています。

蕎麦には旬がありますよ!

蕎麦の日

魚や野菜にも旬があるように、蕎麦にも旬が存在します。蕎麦は秋と夏、年2回の収穫があり、夏は「夏新」、秋は「秋新」と呼ばれています。

特に「秋新」は味も香りも芳醇で、蕎麦の旨味がしっかりとしているのが特徴です。よって蕎麦の旬は「秋」とされ、江戸時代から秋の味覚として親しまれてきました。

お蕎麦の粋な食べ方を知って、蕎麦通になろう!

蕎麦は麺類の中でもマナーが厳しそうなイメージがあります。お酒に例えるとワインっぽい感じ。ちょっと格式高くてとっつきづらいと感じている人もいるでしょう。

しかし蕎麦は、基本さえ押さえておけば、誰でも美味しく食べることができます。

そこで蕎麦の粋な食べ方を紹介しますね。

ステップ①:まずは蕎麦のみですする

蕎麦は味だけでなく、香りも楽しむ食べ物です。まずは何もつけずに2、3本すすってみてください。蕎麦本来の持つ香りや食感などをダイレクトに感じることができますよ。

ステップ②:塩で本来の甘みや風味を感じる

蕎麦本来の旨味を味わった後は、少量の塩で味わうのも粋です。塩は香りや甘みを引き立ててくれます。蕎麦の風味をさらに感じることができ、より一層、蕎麦の魅力にハマってしまいますよ。

ステップ③:蕎麦つゆで食べ進める

次はつゆにつけて食べます。蕎麦にたっぷり浸すのではなく、適度に浸して食べてみてください。中には「あまり浸さない方が粋だ」という人もいますが、つゆの濃さや地域によって食べ方は異なります。

つゆの濃い関東では、浸しすぎると塩辛くなるため「浸さない方が良い」と言われるようになったようです。関西では薄い出汁が主流なので、状況に応じて調整した方が良さそうですね。

ステップ④最後はそば湯で〆る

蕎麦湯

お店で蕎麦を注文すると、「そば湯」も一緒に提供されます。そば湯とは蕎麦の茹で汁のことで、ルチン、ビタミンB1やビタミンB2など、豊富な栄養素が含まれています。

そば湯はそのまま飲んでもいいですし、つゆや薬味を加えて楽しんでも構いません。お店によっては出していないこともありますが、お店の人に言えば出してくれます。気軽に注文をしてみてください。

蕎麦は難しい食べ物ではありません。上記で紹介した食べ方を実践すれば友達から「通」と呼ばれるでしょう。

月一で蕎麦を食べに行こう

食べに行こう

日本のソウルフードである蕎麦ですが、原料は外国からの輸入が増えてきました。スーパーで売られている安い蕎麦のほとんどが海外産の蕎麦です。

蕎麦が好きな日本人は多くても、蕎麦屋で蕎麦を食べるという人は少ないと思います。国産の蕎麦を減少させないためにも、蕎麦屋に行くことを心がけたいですね。

私も毎月30日は蕎麦屋で蕎麦をすすりたいと思います。

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しっしー

しっしー

1990年生まれ、広島県出身。大学卒業後、大手コンビニで商品開発職として勤務。その後フリーライターとして独立し、ポーランドへ移住しました。
Twitter:@sissy0424

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