ワインとも相性バッチリな「フロマージュ」って何のこと?

しっしー
しっしー
2020.02.01
フロマージュって?

フロマージュと聞くと、チーズ系の洋菓子を想像する人も多いのではないでしょうか?

実はフロマージュ、フランス語で「チーズ」を意味しています。お酒との相性も抜群で、筆者もワインのお供によく購入しています。

そんなフロマージュですが、特徴や種類を知らない人も多いです。今回はフロマージュの特徴や種類、ワインに合うフロマージュを一挙紹介していきます。

「フロマージュ」とは?

チーズのこと!

「フロマージュ(fromage)」とはフランス語で「チーズ」を意味し、英語に直すと「チーズ(cheese)」になります。

日本では洋菓子店などでチーズケーキを「フロマージュ」として販売しているところもあります。これはフロマージュ・ブランを材料に使用したケーキの場合が多く、フロマージュ自体にケーキという意味は含まれていません。

フロマージュという言葉は、おしゃれな雰囲気が漂っているため、洋菓子店で使われるようになったと言われています。

有名なフロマージュ(チーズ)の種類をご紹介

それでは日本人にも馴染みのあるフロマージュ(チーズ)をいくつか紹介していきます。

ラクレット

ラクレットはスイスのチーズで、最近、日本でも人気が高まってきています。スイス料理「ラクレット」に使われるチーズとして知られ、チーズの切り口を温め、柔らかくなった部分を削いで、じゃがいもやパンにつけて食べる料理です。よくテレビ番組などで登場しますが、見ているだけでも美味しそうですよね。

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラは青カビ(ブルーチーズ)の一種で、イタリアが原産のチーズです。羊のミルクと青カビ、レンネットを加えて製造し、青カビが繁殖しやすいように金串を刺して空気に触れやすくして3ヶ月間熟成をさせます。

世界三大ブルーチーズのロックフォール、スティルトンと並んで世界中で人気のチーズとなっています。

ゴルゴンゾーラが苦手な人も多いですが、蜂蜜をかけて食べると克服しやすいですよ。筆者も蜂蜜がきっかけでゴルゴンゾーラが好きになりました。

マスカルポーネ

フレッシュタイプのチーズとして知られるマスカルポーネ。生クリームを原料とし、ティラミスの材料としても有名です。脂肪分が多いため、コク深い味わいが楽しめます。お菓子作りに最適なチーズですが、パンに塗ったり苦いコーヒーと合わせたりしても美味しく頂けます。

モッツァレラ

モッツァレラは固まった乳に熱湯を注ぎ、練り上げて成形していくチーズです。白く丸いのが特徴で、弾力がありモッツァレラ特有の糸引きを楽しむことができます。

主にピザやグラタンなど加熱料理に使われることが多いですが、刺身のようにカットし、オリーブオイルと塩で食べるものおすすめです。

パルミジャーノ・レッジャーノ

北イタリアの特定地域で生産されたチーズで、「イタリアチーズの王様」とも呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノ。スライスしておつまみにしたり、おろしてパスタやサラダに入れて食べられています。

また、あまりにも人気のため、パルミジャーノ・レッジャーノに似せて作られた「パルメザンチーズ」が出てくるようになりました。日本でもお馴染みのパルメザンチーズですが、パルミジャーノ・レッジャーノを真似て作られたものだったとは驚きですね。

カマンベール

カマンベールは白カビタイプのチーズで、フランス北部ノルマンディ地方のカマンベール村から生まれたチーズです。表面が白カビに覆われ中はクリーム色、トロリとした食感が特徴。味は濃厚なクリーミーさがあり、日本人からの人気も高いです。

カマンベールチーズは熟成具合で美味しさが変わります。中心に白い芯が残る程度の熟成が一番美味しいと言われているので、カマンベールチーズを購入する際は、お店の人に熟成具合を確認してみてください。

ワインと相性バッチリなフロマージュ3選

ワインとチーズ

カマンベール

濃厚でクリーミーなカマンベールには、シャルドネなどコクと酸味のバランスが良い白ワインが王道の組み合わせです。

またカマンベール発祥のフランス北部ノルマンディ地方の特産品である、リンゴのワイン「シードル」も忘れてはいけません。「地元の食べ物とワインは合う」と言われますが、まさにその通りでシードルとの相性も抜群です。

 

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラはピリッとした塩味が強いため、フレッシュな赤ワインとよく合います。特におすすめなのが赤のスパークリング。爽やかな果実味とチーズの塩味が素晴らしいマリアージュとなります。

また先ほど蜂蜜をかけると美味しいと解説しましたが、その場合は甘口ワインやポートワイン(酒精強化ワイン)と一緒に飲んでみてください。

 

パルミジャーノ・レッジャーノ

パルミジャーノ・レッジャーノはバランスの良い旨みが特徴で、どんなワインでも合うと言われています。中でもスパークリングワインとの相性は抜群で、最高のマリアージュを演出してくれます。

またパルミジャーノ・レッジャーノを食べるなら、スライサーで薄く削って食べてください。口の中でホロホロと溶けて、旨みが口全体に広がりますよ。

今回はフロマージュの意味や種類、ワインに合うフロマージュを紹介してきました。フロマージュにも色んな種類があって、全部試してみたくなりますね。

今後、友達とケーキ屋さんに行くときは「フロマージュって実はチーズで〜」と話をして、ドヤりたいと思います。(笑)

しっしー
WRITER PROFILE

しっしー

1990年生まれ、広島県出身。大学卒業後、大手コンビニで商品開発職として勤務。その後フリーライターとして独立し、ポーランドへ移住しました。

Twitter:@sissy0424

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