2019.02.25

これからは耳で本を聞く時代? 耳のスキマ時間を埋めてくれる「オーディオブック」ってナンスカ?

オーディオブックのナンスカ

オーディオブックってご存知でしょうか?
実際に販売されている文芸書やビジネス書を読み上げてくれる音声データのことで、アメリカなど車移動の多い地域を中心に広がり、近年は日本でも浸透してきたサービス。
最近は本をなかなか読む時間がないから、耳で聞いてます! なんて人もいるらしいけど、音楽とか落語を聞くように、聞くことができちゃうの? と思ってしまいますよね。だって小さい頃から本は読むものって教わってきた我々ですよ?
巷で話題になっているラジオとも音楽とも違う新ジャンルの「耳」を使うメディア・オーディオブックについて、色々と調べてみたのでご報告いたします!

「耳で聞く本」ってどんなサービスがあるの?

Audible(オーディブル)

実は、みんな大好きAmazonでも『Audible(オーディブル)』というサービス名でオーディオブックを展開しているのですが、ご存知でしたか?

Audible(オーディブル)

https://www.audible.co.jp/

あの! よしもとさんも芸人さんの音声データを使ったオリジナル企画コンテンツを配信しており、今注目が集まっているジャンルであることは間違いなし。ラジオとも落語とも違う、音声データの新たな楽しみ方が広がっていますよね。

Himalaya

他にも「新声活(しんせいかつ)」とキャッチコピーを使っている『HImalaya』は、音声プラットフォームアプリとして、様々なカテゴリを無料で展開しています。

Himalaya

http://www.himalaya.fm/

こちらは本だけでなくビジネスセミナーの音声なんかもアップされていたり、女子高校生がラジオ番組のように発信していたりと、本以外のコンテンツも豊富で自由度も高めです。音声データというよりも、ラジオに近い存在かもしれませんね。

audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

そして日本におけるオーディオブックの最大手『audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)』は、なんと60万人以上の会員さんがいるんですって! 思った以上にたくさんの人が使っていて驚き。

Audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

https://audiobook.jp/

こちらのサイトでは、ビジネス書や自己啓発書、小説などの書籍をプロの声優さんの朗読で楽しめる音声コンテンツが中心に配信されています。聴き放題プランを活用できたり、人気の声優が起用されたコンテンツも充実しており、最近の時代のトレンドにもあっているサービスです。

うーん、これ以上、自力でオーディオブックについて調べるには限界がある……。

ということで、今回は『audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)』を運営している株式会社オトバンクさんに潜入し、色々と教えてもらいました!

「みんなの『耳のスキマ時間』はまだまだあるはず」株式会社オトバンクに潜入取材してきた

広報の佐伯さん
株式会社オトバンク広報の佐伯さん

ナンスカ:自力で調べるほどナンスカが増えてしまったので、まずはどれくらいの人がオーディオブックを聞いているか教えてもらえますか?

佐伯さん:現在は60万人を突破しています。実は2017年当初は30万人だったので、1年で倍に増えたんです。 昨年から月額750円の聴き放題を始めたというのも後押しになり、急激に増加しています!

ナンスカ:すごい……。どんな人たちが聞いているんでしょうか? なんとなくビジネスマンな印象がありますが。

佐伯さん:需要の幅も広がっています。ビジネス書を聞いてスキマ時間で学びたいという方もいれば、小説をじっくり聴く方も増えていますね。実は話題の声優さんのコンテンツも増えているので、声優ファンのみなさんからもご好評いただいています。たとえば、鈴村健一さんと堀江由衣さんが共演している『君の膵臓をたべたい(著・住野よる)』や、小野大輔さんが主演・朗読する『億男』『世界から猫が消えたなら』、大塚明夫さんが朗読の『道をひらく』など大変人気です。

ナンスカ:他に面白い聞き方をしている方っていますか?

佐伯さん:農家の方が農作業中に聞いているケースもあります。作品は、ビジネス書を聞いている方が多いようです。また、車移動中にお母さんが池上彰さんのオーディオブックを流して、小学生のお子さんと一緒に聞いているという方もいますね。

ナンスカ:お子さんが池上さんを聞いてわかるんですか?

佐伯さん:耳から聞く方が、少し背伸びした内容にも触れやすいのかもしれません。漢字がわからなくても意外と内容は楽しく理解できるというケースもあります。
少し難しい作品にオーディオブックで挑戦する方は多く、一度で全部を理解しようと思わずに、その場合倍速で一通り聞いてから、23回繰り返し聴く方が多いですね。一般的に1冊あたり67時間の収録時間なので、倍速で1週間に12冊を繰り返し聴けます。

ナンスカ:確かにゆるく聞いていくのはいいですね。

佐伯さん:まだまだ耳を使わない「耳のスキマ時間」は隠れています。動画やゲーム、SNSなど目の時間は争奪戦状態ですが、「耳は意外とヒマしている」と言う方もたくさんいらっしゃると思います。ぜひその時間で気負いせずにオーディオブックに触れていただけたら嬉しいです!

運動していない人を運動させた本はシュワちゃんの声だった!

ナンスカ:ではでは! 初めての方にオススメのオーディオブックを教えてもらえますか?

佐伯さん:大変人気なのが、『嫌われる勇気(著・岸見一郎、古賀史健)』ですね。書籍も大ベストセラーですが、この本は対話形式で進んでいくので、音声でもすごく聞きやすいんです。

ナンスカ:(実際に聞いてみて)すごいわかりやすい! 若い男性が『違う!』とか『そんな!』って熱演してますけど、聞いているこっちまで感情移入したくなっちゃいますね。

佐伯さん:感情移入で言うと、インドアだった人が筋トレを始めるくらい影響を与えた作品が『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法(著・Testosterone』なんですが……

ナンスカ:(実際に聞いてみる)あれ? この声って……。

佐伯さん:シュワちゃんでお馴染み、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えをされている玄田哲章さんが読んでくださっています!

ナンスカ:ですよね~! これはやばい!!

佐伯さん:『audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)』では一冊ごとに「この内容なら、この声優さんにお願いしたい」という構成を社内の制作陣・ディレクターが本を読んで決めています。それぞれの作品にこだわりがつまっているので、コンテンツに自信があります!ぜひ、実際に聞いていただきたいです

ナンスカ:は、はい。すごい伝わりますっ!!

1冊1冊、社内のスタジオで声優さんが収録している!
1冊1冊、社内のスタジオで声優さんが収録している!

耳のスキマ時間を有効に使える「オーディオブック」

株式会社オトバンクの広報・佐伯さんにたくさん教えてもらえて、今までわからなかったことがたくさん解明できました!
オーディオブックを聞くまでは、正直長いかなーとか耳で聞いて覚えられないだろうな〜とか思っていたのですが、一度聴き始めると毎日の習慣にできるので、本当は本を読みたいけど積ん読してるー! という方にもオススメできるなと思いました。

突然の取材にもご協力いただいた株式会社オトバンクさん、広報の佐伯さん本当にありがとうございました。とっても勉強になりました。

ナンスカでは、ナンスカ編集部に調べてもらいたいことを募集中!
巷で話題のあれこれを気軽にご連絡ください。また、「ナンスカ編集部よ、●●を知らないなんて潜りじゃ!」という企業さんからもご連絡お待ちしております。

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つるたちかこ

つるたちかこ

1985年生まれ、岩手県育ち、下町在住。喫茶店やレストランに出てくる「お冷」について考察する初代・お冷研究家。本人はあまり自覚していないが、相当なこじらせ女…らしい。
Instagram:@chika_ziburi

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