大切な人への贈り物を選ぶとしたら、何を選びますか? 目にもおいしさを感じるお菓子の詰め合わせや、タオルギフト、選び方は相手にお任せできるカタログギフトもいいかもしれないですね。
わたしが選ぶのは、やっぱりお花。両親の記念日や、大切な友人への新居祝い、演奏会へお呼ばれした時の差し入れなど、あらゆるところで「お花」をプレゼントに選んできました。
でも、お花は生き物ですから、数日、長くても数週間でその美しさは消えてしまいます。ドライフラワーにしたり、押し花にして楽しむこともできますが、やはりその「咲き誇っているときの香り」は消えてしまうんですよね。また、小さなお子様やペットがいるご家庭には、送るのをためらったりも。かといって造花は味気ないし……。
そんなプレゼント選びの真っ最中、出会った素敵なプロダクトを今回はご紹介します。竹で作られたディフューザー、「Take Reed(テイクリード)」です。

ひとつひとつが手作り。竹なのに、花のように咲き、香る。
ルームフレグランスの定番であるディフューザー。フレグランスオイルを入れた容器にリードと呼ばれる木串や竹串を挿し、オイルを吸い上げて部屋に香りを放つというものです。リードと言われて思い浮かぶのは、シンプルな棒状のもの。もちろんそれだけでも見た目はかわいいのですが、明らかに「ディフューザーだ」とわかる外観ですよね。
「Take Reed」は、そんなリードを工夫した作品。染色した竹を薄く加工し、竹の編み技法を用いて、花やギミックのように多種多様に形を変え、インテリアとしてリードを楽しめるのです。




リードにはそれぞれのモチーフをイメージしたフレグランスウォーターが付属。さわやかで、時間の経過とともにフローラルが華やかに香る「ガーベラ」、大人の華やかさを演出し、アッサムティーとブラックペッパーが香り全体を引き締める「ローズ」、柑橘系の中に甘さのあるムスクをまとめた「カメリア」の3種類。植物から抽出された天然のエッセンシャルオイルをベースに、原料すべて植物性の素材で作られているので、赤ちゃんやペットのいるおうちでも安心です。
老舗と学生が作り出す、京都生まれの新しいカタチ。
「Take Reed」は、京都の老舗、竹又 中川竹材店と、京都精華大学デザイン学部プロダクトデザインコースの学生との産学連携で生まれました。
中川竹材店は、創業元禄元年(1688)。330年以上の歴史を受け継ぎ、その伝承されてきた技術で、普段使いの花器から京都御所の竹垣までを手掛けます。伝承の技を守り続けつつも、斬新な技法を常に追い求め、現代の生活に調和する竹製品を提案・プロデュースしているのだとか。
対して京都精華大学デザイン学部プロダクトデザインコースは、アイデアを現実にする発想力、造形力、利便性と美しさを兼ね備えた形を生み出す力などを学ぶ、モノのデザインを学ぶ学生が集う場所。そんな学生の新しい発想を老舗が受け入れ、こうしてカタチになっているのです。
使用される竹は、良質な京銘竹。素材も、デザインも、形作るのも、すべて京都生まれ京都育ちの「Take Reed」。
大切な人にお花を送るように、香りを届けてみませんか。
商品情報
ブランド名 Take Reed(テイクリード)
販売元 有限会社セメントプロデュースデザイン
商品販売ページ https://store.coto-mono-michi.jp/?pid=123099252
直営店 コトモノミチ at TOKYO/ COTO MONO MICHI AT PARK SIDE STORE
住所 130-0002 東京都墨田区業平4-7-1 / 大阪市西区京町堀1-15-23 1F
電話 03-6427-6648 / 06-6459-0366
営業時間 12:00〜19:00 (東京)/ 11:00〜19:00(大阪)
定休日 火曜・水曜 (東京)/ なし(大阪) (※イベント準備などで変更する場合がございます。 SNSにて情報をアップしておりますのでそちらをご覧ください。)
アクセス 東京メトロ 東京メトロ半蔵門線「押上(スカイツリー前)駅」B1出口より徒歩2分/ 地下鉄 四ツ橋線 「肥後橋駅」徒歩10分 / 地下鉄 四ツ橋線・中央線「本町駅」徒歩10分