2019.09.05

10月10日は『ドラムの日』! ドラム講師:坂井俊彦に聞いた、ドラムの上達方法とは?

10月10日はドラムの日

「ドラムの日」は、ドラム専門誌の『リズム&ドラム・マガジン』が制定した記念日です。

1010日の「1」をスティック、「0」を太鼓に見立て、「音楽業界をドラム・ドラマーで盛り上げていこう!」という素敵な記念日なんですよ

今回は「ドラムの日」にちなんで、ドラム講師の坂井俊彦さんに、ドラムの楽しみ方や上達方法をインタビューしてきました!

ドラム講師の坂井俊彦さんにお話をうかがいました!

ドラムを叩く、坂井俊彦さん
ドラムを叩く、坂井俊彦さん

2005年からおよそ9年間、プロドラマーとして活躍し、日本中のファンを笑顔にしてきた坂井さん。

かくいう私自身も、坂井さんが刻む、真摯で、ひたむきで、熱量に富んだ演奏の大ファンです! 現在はドラム講師としてドラムの楽しさを伝えている坂井さんに、ドラムの魅力をうかがいました。

ドラムは、曲の良さを存分に引き出せる“最強の楽器”

ドラムは最強の楽器

__さっそくですが、数ある楽器の中からドラムを選んだ理由を教えてください

大学の音楽サークルで、先輩とバンドを組むことになったんです。でも、既にギターとベースが決まっていて、ヴォーカルかドラムしか選ぶことができませんでした。
なので、ほとんど消去法でドラムに決めました(笑)

__消去法! でも、そこからプロになったということは、それだけドラムに魅力があったということですよね!

そうですね。ドラムの役割は、単純にリズムを刻むだけではなく、曲をより分かりやすくする所だと思っています。
ドラムが入ることで、曲の輪郭がはっきりして説得力がでる。すると、曲の良さをより多く引き出すことができる。そこに魅力を感じますね。

__ドラムが入るだけで雰囲気がガラッと変わりますもんね!

ドラムの音を例えるなら、「円」というより、「球体」という感じがします。
一緒に演奏するすべての音や観客、その場の空間を包んで引き上げるというか、まとめるというか。曲の印象も左右しますしそういう意味では最強の楽器なのかな、と思います。

スネアの素材で変わる音色。無限大の可能性が楽しい

スネア

__ドラムといえば、やっぱりスネアがかっこいいですよね。おススメはありますか?

スネアは奥が深いですよ。素材によって音色に違いが出るので、選ぶ楽しさも大きいです。

【アルミ材】
気に入っているスネアはやはり、Ludwig」の「L-404(アクロライト)」です! アルミなので軽量ですが、太い音もしっかり鳴らしてくれます。ちなみに、これが僕のアクロライトです。

スネアのアルミ材部分

また、「ラディック」の「LM-400(Supraphonic)もおススメ。
特に60’s70’sのものは、丸くて暖かい音の中にしっかり芯があって好みの音が作りやすいんです。オールマイティで優秀なスネアですよ。

【ウッド材】
TAMA」の「Starclassicシリーズ」のブビンガ材のスネアは、木材の良いところが詰まっていますね。暖かく、はっきりしたサウンドになります。
また、メイプル材のスネアはnegi(ネギドラム)のものが好きですね。メイプルのスネアならではの木の暖かい音が感じられて人気が高いです。

__色々な種類がありますね! 私のような初心者にも使いやすいスネアはあるんでしょうか?

初心者の方なら、オールマイティなアルミ材を選ぶといいですね。
また、どのスネアも、深さ5インチ~5.5インチがチューニングしやすいのでおススメです。とはいえ、僕自身も最初に買った楽器の思い入れが強いなと感じています。
同じスネアを使い続ける中で、その機体の特徴やクセなんかが見えてくるんです。それと向き合って突き詰めていくと、他の楽器に触れた時にも対応できるようになっているんですね。
色々な音色が出せるのがスネアの魅力ですから、たくさん叩いてたくさん楽しんでほしいです。

スティック一つで印象が変わるところも面白い

スティックの種類

__スティックってこんなに種類があるんですね!!

坂井さん:たくさんありますね。スティックを変えるだけで音の印象も変わるので、面白いですよ。僕のオススメは「パール」の「110Hシリーズ」ですかね。初心者、上級者問わず使いやすいです。
VETER」というメーカーの「Excel」というスティックは木の密度が高くてオススメです!どちらもヒッコリー材のスティックなので、ここも好みが分かれる所かな。

ドラム上達には、“ドラムを好きになれるか”がポイント

坂井さんのドラム

__ドラム講師の坂井さんから、ドラム上達のコツをうかがいたいです!

やはり、ドラムを好きになることだと思います。ドラムを好きになると、「今度はこう叩いて、こんなふうに調整してみよう」と前向きになるんです。すると、もっと色々なことができるようになって、演奏技術も上がっていきます。
とにかく楽しんで演奏することが一番なので、ドラムレッスンでも楽しむことを大切にしています。

__坂井さんのレッスンは楽しそうです! どんなレッスンを受けられるんですか?

基本的に初心者・中級者を対象にしています。

【初心者の方】
8ビート」を刻むところからスタートして、生徒さんが希望する部分の演奏技術を伸ばせるようカリキュラムを立てていきます。
「こんな風に演奏したいな」というような、生徒さん自身のドラムを確立できるようお手伝いしていきたいなと思っています。

【中級者の方】
演奏時のクセを修正したり、演奏方法のアドバイスをメインにおこないます。
中級者の方はある程度演奏スタイルが確立している場合があるので、生徒さんの演奏の幅が広がるようなカリキュラムを組みます。最近リピーターさんも増えてくれて、とても嬉しいです!

__なるほど 熱心な生徒さんが多くて嬉しくなりますね!

家でも頑張りたい、という生徒さんも多いです。自主練の時は、自分の叩いている動画を撮って確認するのをおススメしてますね。
演奏時は姿勢が大切ですから、鏡を見たり動画撮影したりして矯正するんです。
また、自分の演奏を友人や家族に見てもらい、意見をもらうのも大切。「見られている意識」を持つことが、上達への近道ですね。

“楽しむこと”を徹底してみてほしい

ドラムは楽しむこと

__最後に、ドラムを楽しみたい人へ伝えたい事はありますか?

「うまく演奏したい」、というよりも、「楽器に歩み寄って一緒にいい音を作りたい」というイメージを持つのが良いと思います。また、自分が好きなアーティストや、憧れの存在を真似てみるといいですね。
「この人の演奏が好きだな」と思う背景には「こうなりたい、こんなふうに叩きたい」という理想が隠れているんじゃないかなと思うんです。目標もはっきりしますし、何より真似してみると楽しいですからね。

__坂井さんの場合は、スティーヴ・ガッドですかね?

ですね(笑)。僕のドラムレッスンではそういうところも含めて、たくさん話をしながら進めていきます。
必然的にレッスンの内容・密度が濃くなりますので、そこらへんの音楽教室にも負けないくらい満足してもらえる自信はありますよ! 楽しむことを徹底しながら、一緒にドラムの良さを感じてもらいたいです。

ドラムの日だし、ドラムをやってみよう!

上達への近道はドラムを好きになること、と話してくれた坂井さんですが、お話の中からもドラム愛がビシビシ伝わってきましたね。

その演奏スタイルと同じように、真摯でひたむきにドラムの良さを伝えていただいた坂井さん、本当にありがとうございました!

坂井さんのドラムレッスンを希望する方は、Twitterのメッセージから連絡をお願いします!

『ドラムの日』にちなんで、新しい趣味としてドラムを始めちゃいましょう!

坂井俊彦(ドラム講師)さんのTwitterアカウント

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ヤマシタサイロ

ヤマシタサイロ

鹿児島県出身。地方都市にて広報や商品開発等の観光PR事業に携わりながら、その土地のおいしい物を食べるのが楽しみで仕方ない食いしん坊ライター。音楽と猫とコーヒーがあれば無敵。

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